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車の燃費改善案 [車]

厳寒季になってもデミオの燃費はさほどに悪くなっていない。チョイ乗りが多いにもかかわらず、12Km/L程度をたもっている。外気温8℃の状況でも、二人乗りで20Km程度の距離を走ると、17Km/L程度までのびる。


燃費の良いデミオとはいえ、3Km程度のチョイ乗りを繰り返していると、8Km/Lまで低下する。世間にはそのような使い方をする人も多いのだから、メーカーにはさらなる努力を求めたい。


現在用いられているエンジンのほとんどは水冷式である。これを空冷式にしたなら、チョイ乗りでの燃費が改善されるのではなかろうか。たとえば、水平対向4気筒方式にして、各気筒を冷却フィンを介して連結すれば、空冷式であっても冷却むらを防げそうに思える。


空冷式の欠点(冷却むらなど)を解決できないのであれば、温度が上昇するまで冷却水の循環量をしぼる水冷式にするなど、幾つかの方策がありそうに思えるのだが、果たしてどうであろうか。


私は電気に関わる分野の技術者であり、エンジンについては全くの素人なのだが、内燃機関に興味を抱き、関連書物に目を通したことがある。現在の自動車エンジンは、勝れたものであっても熱効率は40%程度とのこと。勝れているとされるそのエンジンも、冷えた状態では低い熱効率で動くことになる。


チョイ乗りを繰り返す車の燃費が16Km/L程度になれば、地球規模での省エネ効果は膨大なものとなる。安価な燃料電池自動車が開発できればより好ましいのだが、それが実現されるのは、どうやらかなり先のことらしい。チョイ乗りでの燃費を改善した車は、それまでのつなぎとして、充分に存在価値があるはずである。エンジンの改良に執念を燃やしている技術者たちに、さらなる高みを目指すよう声援を送りたくなる。

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