青壮年もすなるブログといふものを後期高齢者もしてみむとてするなり

　８０歳まで２年余もあり、まだ壮年のつもりでいる私ですが、世間的には後期高齢者と呼ばれています。そんな私のブログ事始めには、紀貫之の土佐日記をもじったタイトルがふさわしそうに思えます。
　これまで数年にわたって、いくつものブログを楽しみつつ読ませてもらい、教えられ、そして考えさせられてきました。今日からは、私もその仲間に加わりたいと願っているわけですが、実は他にも目的があります。
　中学１年生まで成績劣等生だったにもかかわらず、大学を卒業して技術者になった私は、自分を典型的な理系人間だと思い込んでいたのですが、あるとき、いきなり小説を書こうと思いたち、ワープロに向かうことになりました。素人ゆえに長い時間を要しましたが、特攻隊員を主人公とする恋愛小説など、書き上げた長編小説２編を、数ヶ月前には電子書籍の形で公開するに至りました。友人や知人たちからは好評を得ておりますが、さらに多くのひとに読んでもらえるよう願って、ブログを使って宣伝することにした次第です。
　とはいえ、このブログに記すことのほとんどは、小説以外のことになるでしょう。喜んで読んでいただけるよう努めます。