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「年齢を意識させられた1週間」の続き [身体と健康]

7月4日の「年齢を意識させられた1週間」の続きです。
                                                                                                                                              
7月10日に病院を訪れ、MRI検査を受けました。その結果は予想通りと言うべきか、脊椎まわりに大きな障害はありません。年齢相応に椎間板が変形しており、医師からはコルセットを勧められましたが、痛みは消えて日常生活に支障がないので、私は即座にことわりました。
                                                                                                                                                
東京の三鷹市で暮らしていた数十年も以前に、かなり重いギックリ腰になったことがあります。近くの日赤武蔵野病院を訪れたところ、医師に勧められるままにコルセットを作ることになりましたが、使用したのは数日だけでした。それから幾度もギックリ腰を経験したのですが、コルセットの世話になることなく過ごしてきました<ギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15)>。
                                                                                                                                               
これまでのギックリ腰は仙腸関節のずれによるものであり、自分で治すことができたのですがギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15)、今度の腰痛は治せませんでした。背骨から3cmほど離れた場所を押すと強い痛みがあったので、筋肉に起因する痛みであろうと思います。医師に話しても関心を示されず、MRIでも原因はわからず、医療費を支払うために病院を訪れただけに終わりました。X線検査やMRI検査のデータは病院に残りますから、将来のいつの日か、それが役に立つ可能性はあるのですが。


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ど忘れしたことを思い出す方法? [身体と健康]

12月30日のNHKテレビで「音楽サスペンス ベートーベン神格化の謎!」を見ていたときである。ベートーベンの失恋に関わるエピソードを聴いていたら、ふいにブラームスのことを思った。ブラームスがシューマンの娘に片想いしていたとの記事を、CDの解説記事で読んだことがあったからである。とはいえ、不思議なことに、ブラームスという名前が出てこなかった。思い出そうとして数秒間が立った頃、その名前が出ていたフランゾワーズ・サガンの小説「ブラームスはお好き?」を思い出したのだが(その題名を知ってはいても読んだことはない)、それによってようやく、ブラームスなる名前を思い出すことができた。
                                                                                                                                                
最近の私はしばしば「ど忘れ」を経験する。やはり年齢のせいだろうか、とも思うのだが、若い頃から経験していたような気もする。それにしても、ど忘れとは不思議なものである。思い出せなかったことを気にしていると、次の日にいきなり思い出せたりする。
                                                             
ここまで書いてから、所有しているブラームスのCDを調べてみた。ブラームスの交響曲第3番と「アルト・ラプソディ」が収録されたCDがあり(カール・ベーム指揮、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団)、その解説記事中に、ブラームスの失恋に関わる文章がある。しばしばど忘れするようになった私だが、ベートーベンの番組を見ながらブラームスに関わるエピソードを思い出したのだから、今のところは認知症を虞れなくてもよさそうである。ど忘れが頻発しているのだから、心配無用とは言えないのだが。
 


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歩数計をつけて過ごす日々 [身体と健康]

数年前から歩数計をつけております。歩数計を使う人の多くは、健康を維持するために歩数に意を向け、積極的に歩こうとしているのでしょう。私の場合はまったく受動的な理由によって歩数計を使っています。
                                                                                                                                               
数年前に、市内にある国立長寿医療研究センターから案内状があり、高齢者の身体機能等の経年変化を調べたいので、研究に協力して欲しいとのこと。指定された日に市役所へ出向くと、数十人の高齢者が集まっていました。それ以来、日常の行動や歩数を記録して、長寿医療研究センターに提出しております。それだけでなく、年に一度は身体機能や歯の検査(咬む力の測定など)、さらには認知機能の検査を受けております。調査が始まって間もない頃には、脳のMRI検査もありました。先日に行われた今年の検査では、歩行速度や咬む力、認知機能に問題はなかったのですが、極端な運動不足を続けたならば、後悔すべき事態が訪れるかもしれません。
                                                   
提出した記録データに対して、研究者からの評価が送られてきます。私は典型的な運動不足者ですから、一日の平均歩数は1500歩程度であり、もう少し歩くよう心がけてほしいと記されております。84歳の男の平均歩数は4200歩とのこと。運動不足の報いを避けるためにも、せめて今の2倍である3000歩を目指したいと思っています。年末頃に、歩数の状況をブログで報告したいと思います。怠惰に流されやすい私のことゆえ、平均で3000歩以上を達成するためには、かなりの努力を要します。
 


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身体と健康に関わる記事 [身体と健康]

先ほど投稿した記事「健康な歯を維持するために」を書いたら、これまでに投稿してきた「身体と健康」カテゴリーの記事が思い出されました。
                                                   
読んでくださる人の参考になると思われる記事(私の主観的な判断によるものですが)を、ここに列挙することにします。ブログ内でリンクを張っておきますので、クリックすれば読むことができます。                                        


適正な体重とは(2015.6.26)

嗅覚の喪失と復活(2015.7.13)
























老化現象の改善(201810.20)





健康長寿と薬(2019.12.27)














                                         

ブログ内の記事を検索できるので、選び出すのは容易ですが、「身体と健康」カテゴリーに投稿した記事が61件もあり、かなりの時間を要しました。これらの記事が役に立ってくれるよう願っています。

                                            









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健康な歯を維持するために [身体と健康]

幾度も投稿してきたように、私には健康な歯が32本あります。以前の私はそのことに無関心でしたが、歯科医の言葉を聞いてから、自分の歯に興味を持つようになりました。歯科医によれば、私の歯は珍しいほどに良い状態にあるとのこと。というわけで、ブログを開設してから、読んでくださる人の参考に供すべく、歯に関わる記事を投稿してきました。
最初に投稿した「80歳になっても丈夫な歯を持つことができる」には、「寝る前までには必ず歯を磨いているが、歯磨き剤を使うのは一週間に1度ほどであり、通常は水だけで磨く。歯周病を予防するため、週に2回か3回は、歯を磨いた後で抗菌剤入りのリンス剤を使い、もういちど歯の根元を軽く磨く。このようにして歯を磨くようになったのは10年ほど前からで、それまでは毎回のように練り歯磨きを使っていた。」なる文章がありますが、最近は抗菌剤入りのリンス剤を使うこともなく、水だけで磨いております。
                                                   
歯に異常を感じないので、歯科医を訪ねないままに5年以上が過ぎました。コロナ騒ぎが落ち着いたなら、歯の健康診断を受けるべく、数年ぶりに歯科医を訪ねようと思っています。85歳が近付いたいま、歯科医はどんな言葉をかけてくれるでしょうか。


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しつこい誤嚥を治してくれたサプリメント [身体と健康]

80代であっても血圧は正常範囲にある私だが、人間ドックで高血圧と判定されたことがある。50歳が近づいた頃のその体験を書いたのが、「昔は高血圧いまは低血圧(2015.6.24)」である。2016年10月3日に投稿した記事 苦労していた誤嚥が簡単に治った」に書いたように、70代には誤嚥に苦労したものだが、今ではたまに起こるだけである。
                                                   
高血圧が正常になったり誤嚥が治ったりするのだから、加齢に伴う症状とされるものにも回復可能なものがある。私の高血圧と誤嚥は、加齢に伴う症状あるいは現象であっても治せたのだから、老化現象とは言えず、老化に伴う現象と言うべきだろう。
                                                   
ミネラルのサプリメントによって誤嚥が治ったということは、身体が若い頃より多くのミネラルを必要とする状況になったということである。加齢によってそうなったにしても、嚥下機能の低下はミネラル不足によるものだった、ということである。サプリメントで誤嚥が治まるより先に医師に相談していたならば、おそらく、嚥下機能改善のためのリハビリを薦められたことだろう。誤嚥に悩む人のなかには、リハビリによって症状を改善できるひとも多いと思われるが、私と同様に、栄養の摂り方によって改善できる人もいるはずである。
                                                   
医師に敬意を抱いている私だが、疑問を覚えることもある。その幾つかを本ブログに書いてきた。「適正な体重とは(2015.6.26)」「電気は怖い 2・・・・・・乾電池で火傷したあとにできたイボをハトムギで消した体験(2015.10.23)」「近視の子供が遠近両用メガネを使ったならば(2017.17.23)」「ギックリ腰を簡単に治す方法 (2015.12.15 )」「ギックリ腰の原因と対策(2021.12.16)」「メガネの処方について(2021.4.30)」「ぎっくり腰と座骨神経痛(2021.10.27)」
                                                   
付記
                                         
本ブログのカテゴリー「身体と健康」には、上記以外にも多くの記事を投稿しています。


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ギックリ腰の原因と対策 [身体と健康]

テレビをつけたらギックリ腰対策に関わる番組が映った。ギックリ腰の予防と対策について解説していた医師は、発症原因は腰椎にあるという。
  
ギックリ腰は私の持病のようなもので、若い頃から幾度も発症している。甲府市の郊外で暮らしていた頃、民間治療師が一瞬で治してくれたことで、整形外科医に不信感を抱いた。そのことを本ブログでとりあげたのが、「ギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15)」であり、「力仕事をしたら腰痛が治った(2016.9.21)」と「ぎっくり腰と座骨神経痛(20121.10.27)」は関連記事である。そこに記したように、私のギックリ腰は仙腸関節のずれに起因するものであり、腰椎の異常によるものではない。
  
私のギックリ腰を瞬時に治してくれた民間治療師は、ギックリ腰を治すことで知られていた。ということは、ギックリ腰の多くが私の場合と同様に、仙腸関節のずれによって発症していることになる。数十年も以前に、五味雅吉氏はその著書「腰痛 よくも黙っていたもんだ」で、ギックリ腰は仙腸関節のずれに起因するものと書いていた。そうでありながら、整形外科医の世界ではいまだに、ギックリ腰の原因は腰椎にありとされている。もしかすると、そのようなことは整形外科以外でも存在するのではなかろうか。ここまで書いたところで、以前に投稿した記事「適正な体重とは(2015.6.26)」を思い出した。医学に関わる人に敬意を抱いているけれども、不安をおぼえないでもない。学んだ知識にとらわれる医師も多いのではなかろうか、と。
  


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骨盤に起因する座骨神経痛 [身体と健康]

10月27日に投稿した「ぎっくり腰と座骨神経痛」に関連する記事です。  
                                                                                                                       
ネットで調べてみたら、「座骨神経痛の原因は腰椎にある」とされている。10月27日に投稿した「ぎっくり腰と座骨神経痛」に書いたように、私に発症した一時的な神経痛は、腰椎に起因するものではなく、骨盤を構成する仙骨と腸骨の接合部分(仙腸関節)のズレが原因だった。
                                                                                                                      
座骨神経痛の原因として、「腰部脊柱管狭窄症」と「腰椎椎間板ヘルニア」があげられている。私が自分で治そうとしないで病院で受診していたなら、診断結果は「X線検査では異常が認められない」「腰部脊柱管狭窄症」「腰椎椎間板ヘルニア」のいずれかだろう。いずれにしても、医師の指示を受け入れていたなら、神経痛の痛みに悩まされ続けることになったであろう。私は自分で治すことができたおかげで、それ以来のひと月半を再発なしに過ごしている。
                                                                                                                      
ギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15投稿)」に書いたように、数十年前の山梨県には、ぎっくり腰を即座に治せる民間治療師がいたし、五味雅吉氏はその著作「腰痛よくも黙っていたもんだ」に、ギックリ腰の原因が仙腸関節のずれにあることと、対処法を示している。自分で簡単にぎっくり腰を治す方法を私が知ったのは、数十年前のテレビ番組であった。ギックリ腰の主原因は仙腸関節のずれにあると思われるのだが、ネットで調べてみると、腰椎起因説が幅をきかせている。私にはそのような医学界が不思議に思える。五味雅吉著「腰痛よくも黙っていたもんだ」は、いまでも図書館の蔵書になっており、その恩恵を蒙っている人も少なくはないはずだが。
                                                                                                                      
かかりつけ医に会った先日(尿酸の血中濃度が高めなので、医師にアロプリノールを処方してもらっている)、神経痛の発症と快癒の体験を話してみた。興味深そうに聞いてもらえたので、私の体験を役立ててもらえるかもしれない、と期待している。


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ぎっくり腰と座骨神経痛 [身体と健康]

9月30日のことです。右太ももの一部が、数秒おきに強い痛みに襲われました。1秒に満たない瞬間的な痛みです。そのうちに、痛む場所が太ももの付け根(腰掛けた場合の尻の右下部分)に移りましたが、痛みの発生状況は変わりませんでした。夜にはその痛みのために、寝付くまでに一時間以上を要すほどでした。
                                                                                                                      
その症状とともに、腰にも軽い痛みがありましたので、腰に起因する神経症状と判断し(抜いた雑草や剪定した庭木の葉を堆肥にするために、スコップを使って庭に穴を掘るなど、腰に負担をかけたことが原因と思われる)、ぎっくり腰を治す処置(「ギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15投稿)」参照)を繰り返したのですが、一向に改善されませんでした。
                                           
数日が経過した10月6日のことです。1年も続いた軽い腰痛が庭木の植え替え作業をしたら完治したことを思い出し(「力仕事をしたら腰痛が治った(2016.9.21投稿)」参照)、骨盤に力を加えてみることにしました。妻に骨盤の左側に腰をおろしてもらい、思い切り体重をかけるために上下動してもらいました。(左側に力を加えた理由については、「ギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15投稿)」参照)
                                           
数回ほど力を加えた後で立ち上がってみると、軽い腰痛が完全になおっていました。それだけでなく、さんざん悩まされていた神経痛も発生しなくなりました。
                                           
神経痛が治ってから3週間が経過した現在も、再発することなく過ごしています。ギックリ腰だけでなく神経痛にも、自分で簡単に直せる場合があるということです。私が整形外科などを受診していたなら、いたずらに費用と時間を費やすだけで、効果は得られなかった可能性があります。「ギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15投稿)」に書いたように、50年前にギックリ腰を発症した私は、病院の医師に指示されるままにコルセットを作りましたが、まったくの無駄になりました。
                                               
民間治療や民間療法を安易に頼れば、後悔する結果になる可能性が多分にあると思われますが、「ギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15投稿)」に書いた民間治療師と、「腰痛よくも黙っていたもんだ」の著者五味雅吉氏に、私は大いに感謝しています。
                                                   
付記
私のギックリ腰は上記の方法で治りますが、骨粗鬆症の人に対して骨盤に力を加える方法は不適当かもしれません。ギックリ腰を簡単に治す方法(2015.12.15投稿)」に書いた方法(仰向けに寝て、足先をハの字形に開いたり、逆ハの字形にする方法)を、無理しないで実施されるようお勧めします。


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メガネの処方について [身体と健康]

私がメガネをかけ始めたのは、高校に入学して間もない頃だった。メガネ店で購入したメガネは、眼科医による処方箋にもとづいたものであり、感動するほど遠くがよく見えた。それ以来、私は数年ごとにメガネを買い換えることになった。幾人かの医師に処方箋を作ってもらったのだが、いずれも視力が1.2程度になるよう処方されていた。20代になった頃には、レンズの縁ががかなり厚い近眼鏡になっていた。


40代の後半になり、辞書などの小さな文字が読みにくくなった頃、初めて遠近両用メガネに代えたのだが、それからは、徐々に近視の程度が軽くなっていった。そして、50代のうちに近視はかなり改善され、70代では遠くを見るにはメガネが不要になる程度になっていた。


高校時代に遠近両用メガネを使っていたら(その時代には今のような遠近両用レンズは存在しなかったのだが)、私の近視は進行しなかったのではないか。あるいは、医師から「近視の進行を防ぐために、家での読書や勉強の際にはメガネを使わない方がよい」、と教えられていたなら、近視の進行が抑えられたのではないか。矯正視力を1.0程度にすべく処方されていたなら、近視の進行を抑えられていたのかもしれない。今は昔と異なり、メガネを購入する人の多くは、メガネ店での視力検査に基づいたメガネを買っている。若い人が近視のメガネを買う場合には、上記の事に留意した方がよさそうである。


かなり以前に投稿した記事「適正な体重とは」と「ビタミンやミネラルなどの必要量が体質によって異なる証拠」は、BMI指数を重視する医師に対する、私なりの疑問を書いたものである。今の眼科医は、青少年にメガネを処方するとき、どんな配慮をしているのだろうか。


 




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ハトムギの効用 [身体と健康]

庭の狭い畑にハトムギの種まきをしました。すぐ近くに水道の蛇口があり、散水ホースも取り付けてありますから、水を好むハトムギの栽培には好都合です。昨年は初めてのニンニク栽培に成功しましたが、ハトムギもうまくゆくよう願っています。
                                                                                                                                                
本ブログでハトムギを2度ほど取り上げています。ハトムギの恩恵を蒙った私自身の体験を書いたもので、「電気は怖い 2……乾電池で火傷したあとにできたイボをハトムギで消した体験(2015.10.23)」と「ハトムギでイボが消える理由(2015.10.24)」です。読んでくださる方の参考になるかもしれないので、その記事をここに再掲します。
                                                                                                                                                
                                                   
  以前に投稿した「電気は怖い……感電事故の体験(2015年7月6日投稿)」で書いた事故の他にも、乾電池による感電で火傷をした体験があります。その数年後、火傷のあとにできたイボで苦労したのですが、ハトムギによって消すことができました。
 50年ほど前には、真空管式のポータブルラジオがまだ利用されていて、そのための電源として、67.5ボルトの乾電池(積層乾電池)が使われていました。電圧変動の極めて少ない電源を必要としていた私は、その電池を5個ほど直列につないで、300ボルトあまりの電源を作り、実験に使用していました。
 ある日のこと、電池につないだリード線にうっかり指を触れ、感電してしまいました。親指に痛みを覚えるとともに煙が見え、いやな臭いがしました。
 感電したのは一瞬であり、電流が流れた時間は10分の1秒にも満たなかったはずですが、それから一週間後には、感電したところに直径2mmで深さも2mmほどのすり鉢状の穴ができていました。
 それから数年が経った頃、穴がふさがって平らになっていた指の部分が、少しずつ膨らんできました。やがて、本のページをめくる際にそこがひっかかようになりましたので、皮膚科を訪ねて相談したところ、傷あとに感染したウィルスによるイボとのこと。液体窒素で凍らせてから切除することになったのですが、看護婦さんのひとりが待合室に来て、「そのイボは手術などしなくても、ハトムギで消すことができます」と教えてくれました。私はその看護婦さんを信用し、助言に従うことにしました。
 辛抱強く数ヶ月ハトムギをとり続けた結果、見事なほどにイボは消えました。皮膚科の看護婦でありながら、手術をやめるよう助言してくださった看護婦さんに感謝しています。
 ハトムギのそのような効能を知らない人も多いと思われるので、参考のために私の体験を記そうと思いますが、今日はこれまでにして、この続きは明日の記事にします。
                                                   
ハトムギでイボが消える理由(2015.10.24)」再掲
                                                   
 今日の記事は昨日の続きです。
ハトムギの摂取開始からイボが消えるまでの経過
 指の腹にできたイボを消すために、コップに1/4ほどのハトムギを小鍋で煎じ、その汁を夜に飲み、翌朝には残ったハトムギを食いました。そのようにしてひと月が経った頃、わずかながらイボが小さくなりました。イボは徐々に縮小し、3ヶ月でほぼ消えましたが、念のためにさらに半月ほどハトムギをとり続けました。これによって一件落着となれば良かったのですが、1年後には同じ場所に小さなイボが芽をだしました。
 すぐにハトムギをとるべきところを放置していましたら、イボが少ずつ成長しただけでなく、その数が増えてきました。ついには書物をめくる際にひっかかるようになり、ふたたびハトムギをとることにしました。その結果、前回と同様な経過を辿ってイボは消えましたが、再発を防ぐために、完全に消えてからも二ヶ月ほどハトムギをとり続けました。それ以来、イボに悩まされたことはありません。
                                                   
ハトムギでイボが消える理由について
 医学知識には疎い私ですが、素人なりに考えてみました。
 イボはウイルスによってできるとのこと。ウイルスに感染した細胞が増殖することで、皮膚が盛り上がってイボとなるはず。そのイボがハトムギによって消えるのは、次のような機序によるのではなかろうか。
  同じ場所にイボが再発したのだから、ハトムギの成分によってウイルスが死滅することはないが、ハトムギを摂取している間はその活動が抑えられ、イボのさらなる成長はなくなる。
  皮膚の新陳代謝により、真皮に新しい細胞が作られると、古い細胞は表面側へと移動し、表面では表皮が垢となって剥落する。ハトムギを摂取していない場合には、イボの部分においても同様に、その根に相当する部分では、ウイルスを含む新しい細胞が作られ続けている。ハトムギを摂取するとウイルスは不活性となり、イボの根に相当する部分には、ウイルスを含まない新しい細胞が作られる。時間が経過するにつれて、イボの根(ウイルスを含む一番深い部分)は皮膚の表面に移動し、表面ではウイルスを含む垢が剥落する。ウイルスを含む最後の細胞が垢となったとき、イボは完全に消滅したことになる。
                                                   
  イボができるということは、ウイルスに対する免疫機構が機能しなかった結果でしょう。ハトムギにイボのウイルスに対する不活化作用があるのであれば、他のウイルスに対してはどうでしょうか。
  ガンの中にはウイルス起因のものがあるようです。いったんガンが発生したなら医学的な措置を要すわけですが、ウイルスのいたずらを防ぐことでガンを予防できる場合があるかも知れません。ハトムギの成分がイボのウイルスを不活性化するのであれば、ガンの原因となるウイルスを不活化する物質も有るのではないか。医学界ではすでに研究されているでしょうから、早急なる実用化を期待しましょう。
                                         
ハトムギが順調に生育すれば、9月には収穫できるはずです。ハトムギを栽培する面積は数メートル四方ですが、5Kg以上の収穫を期待しています。しろうとの、しろうとによる、しろうとのための栽培。どんな結果になることやら。                                         


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閃輝暗点なる不思議な現象 [身体と健康]

私は83歳の日々を元気で送っています。とはいえ、尿酸を抑えるためのアロプリノールと血栓防止のためのアスピリン剤(2020.8.5 投稿の記事「脳梗塞を発症しておりながら気づかないでいる高齢者」参照)や、1月9日に投稿した「レム睡眠行動障害なる病気」のためのリボトリールなど幾つもの薬を利用しています。元気で動きまわっているとはいえ、多くの薬を必要とする後期高齢者の仲間ではあります。


さほどに苦労してはいないが、私にはときおり変わった症状が現れます。数ヶ月に1回程度のことですが、パソコンに向かっているときなどに、視界の一部がちらつきはじめ、その位置が移動します。その症状が生じている間は、文字を読むことができないのですが、15分から20分程度の時間が経過すれば治まります。


初めてそれが発現した数年前に、不安になって眼科医を訪ねました。医師によれば「閃輝暗点だから心配することはない」とのこと。多くの場合、閃輝暗点は偏頭痛発作の前触れとなる症状とのことですが、私の場合には偏頭痛を伴うことがありません。高齢になってから発症し、かつ偏頭痛を伴わない閃輝暗点は、脳梗塞など脳の障害に起因する場合があるそうですが、MRI検査では異常がないので(2020.8.5 投稿の記事「脳梗塞を発症しておりながら気づかないでいる高齢者」参照)、このまま様子を見ようと思っています。


庭木を植え替える作業も、庭で野菜を作る作業も、息子に任せるのではなく、私は自分でやることにしています。極端な運動不足を補ううえでの貴重な作業として、場合によっては身体に負担をかけることもありますが、そのようなとき、閃輝暗点に似た症状が生じることがあります。医師にとって参考になるかも知れないので、2週間後にレム睡眠行動障害の薬をもらいに行く際に、そのことを伝えようと思っています。

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レム睡眠行動障害なる病気 [身体と健康]

 80代に入った頃から、夢を見ながら身体を動かしたり、寝言がめだつようになった。私より先に妻が気づいたのだが、気にしないままに過ごしていたところ、夢の中で腕を振った私が、実際に腕を激しく動かす事態が起こった。
 ネットで調べてみると、夢に伴って身体が動くのはレム睡眠行動障害なる病気であり、ある程度の年齢になってから発症する人がいるらしい。夢を見ながらの寝言や体動だけで済めばよいのだが、パーキンソン病や認知症へと進む可能性があるという。
 ネットで調べてみたら、藤田医科大学の神経内科でレム睡眠行動障害の治療を行っていることがわかった。というわけでそこを訪れ、診察を受けた結果、たしかにレム睡眠行動障害の状況であり、睡眠中に暴れたりしたら危険だから、薬を服用した方がよいとのこと。
 というわけでリボトリールなる薬を処方され、一日に1錠ほど服用し続けている。薬が効いているためであろうか、最近は寝言や睡眠中の体動は治まっている。パーキンソン病や認知症の兆候も見られないのだが、薬の長期連用による副作用には不安をおぼえる。
 尊敬すべき人生の先輩たる武本昌三氏は、この春には91歳になられるとのことだが、そのホームページ「ともしび」に記事を投稿し続けておられる。私はまだ83歳になったばかりで、庭の土を掘り返すようなこともできるし、苦労することなくブログを書くこともできるわけだが、認知症になったなら、ブログを続けることは難しくなるだろう。武本昌三氏同様に、90歳以上の年代まで書き続けたい、と願っているのだが。


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口呼吸防止テープ(いびき防止テープ)に適した安価な絆創膏 [身体と健康]

元気で日々を過ごしているものの、年齢を意識せざるを得ないこともあります。朝の起床時に、口内が乾いていることがしばしば起こるようになりました。理由はわかりませんが(そのうちに医師に相談するつもりです)、仰向けに寝ているときに、どうやら口で呼吸しているようです。
   ネットで調べてみたら、口呼吸を抑えるための「口封じテープ」なるものがみつかりました。そこで近所のドラッグストアを訪ねてみたら、幾種類もの製品が並べられていたので、試しに使ってみようと思い、もっとも安価な30枚で800円のものを買いました。
   そのテープを使うと口呼吸ができないので、睡眠中に口が乾くことはありません。たしかに効果はあるのですが、一日で使い捨てにすれば年に1万円を費やすことになります。というわけで3日ほど使い続けたところ、粘着剤がベトつくようになって皮膚に残るようになり、取り除くのに苦労しました。
   「口封じテープ」が役に立つのだから、絆創膏も使えるはずだと思い、「肌にやさしいばんそうこう」と表示されている絆創膏をためしてみました。その結果は、数回使ってもベトつかず、「口封じテープ」よりも使い勝手が良いことがわかりました。幅25mmで長さ7mもあるので、使い勝手がよいだけでなく、1回で使い捨てたにしても、300円ほどで半年は使えそうです。
  あらためてアマゾンで調べてみると、幾種類もの「口閉じテープ(いびき防止テープと表示されたものもある)」が売られていますが、私が使っている絆創膏よりもかなり高額です。いま使っている「肌にやさしいばんそうこう」は幅が25mmで、必要な長さに簡単にちぎることができ、きわめて使いやすく、1回だけで使い捨てても苦にならないほどに安価でもあります。販売されている幾種類もの高価な「口閉じテープ」に、どんな商品価値があるのか、と思わざるをえません。
   新聞や雑誌あるいはネットには、健康や美容に関する商品の広告があふれています。その類いのものを買ったことがないので、感想や所見を書くことはできないのですが、もしかすると(あるいは多分に)、買って損をするような商品も多いのではないか、という気がします。


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丈夫な歯に感謝する日々 [身体と健康]

厚生労働省のホームページで調べてみたら、後期高齢者の3割が総入れ歯を使っているとのこと。今のところは歯に異常はなく、丈夫な32本の歯を持つ私には、意外な感があります。


歯に関する記事を幾度も投稿してきましたが(「80歳になっても丈夫な歯を持つことができる(2015.11.23)」や「丈夫な歯を持つ高齢者をめざして(2018.3.21)」など)、歯の状況は、5年前と全く変わりがありません。


多くのひとは28本の歯を持つとのことですが(歯として役立つ親知らず歯を持つ人は少ない、と歯科医から聞かされた)、私の「親知らず歯」は通常の奥歯と変わりない形状であり、奥歯として機能しております。数が多いために歯の負担が軽くなっていることも、丈夫な歯を維持するうえで役立っている可能性はありますが、それよりやはり、歯磨きをきちんと実行してきたからでしょう。


歯磨き剤を使わず水だけで磨いたあと、簡単にうがいをしてから、歯と歯茎の境界をやはり水だけで磨きます。そのあと歯間ブラシで歯の隙間をこすりますので、終わるまでに6分~7分を要すのですが、健康な歯を維持するためですから、有意義な時間に思えます。


歯磨き剤を使わないためでしょう、歯が黄ばんでいますので、数年ぶりに歯科医を訪ね、クリーニングと歯石とりを依頼しようと思っています。8月5日に投稿した「脳梗塞を発症しておりながら気づかないでいる高齢者」に、「80代ではじめて軽い脳梗塞を経験するような人はバケモノですよ」なる医師の言葉を紹介しましたが、丈夫な私の歯を診た歯科医が、どんな言葉を発するのか楽しみにしております。


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脳梗塞を発症しておりながら気づかないでいる高齢者 [身体と健康]

5月4日に投稿した「脳梗塞により思いがけず入院したことに関連する記事です。


脳梗塞の発病から3ヶ月となり、予定通りに藤田医科大学を訪ねた。コロナ騒動のためであろう、病院には患者が少なく、待たされることなく診察室に通された。


医師は私の脳のMRI画像を見ながら、「80代でごく軽度の脳梗塞が一度だけというのは、バケモノみたいなものですよ」と言った。どういう意味かと問えば、「80代の人のMRI画像には、脳梗塞の痕跡が幾つもあるのが普通です。全く痕跡がない人はバケモノと言うべきで、小さな痕跡が一つのあなたもその仲間です」とのこと。発症してから20分後には普通に歩けるようになっていたから、私はごく軽い脳梗塞を一度だけ経験したことになる。


そうだとすれば、抗血栓剤を服用する必要はなさそうだが、これまで通りに1日に1錠の服用を続けるべしと言う。服用を中止しているうちに再発したなら責任を問われる可能性があるのだから、医師としては当然の指示であろう。


というわけで、すなおに医師の指示を受け入れて、抗血栓剤のアスピリン系の薬を飲み続けることになった。


「80代ともなれば、脳梗塞の跡が幾つも見つかるのが普通」だという。ということは、高齢者のかなりが、無自覚のままに脳梗塞を経験していることになる。私の場合にはいきなり左足の自由がきかなくなったから、軽度とはいえ自覚できたわけだが、自覚していないながらも、小さな脳梗塞を幾度も引き起こしている人が多いという。そのような人は、私以上に抗血栓剤の服用を必要としているはずである。ある程度以上の年齢になったら、人間ドックの受診時に、脳の検診も受けた方が良さそうである。脳梗塞の発症を繰り返すうちに、重い症状に見舞われる可能性があるというのだから。

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コロナウイルスより怖いマダニからの感染症 [身体と健康]

ゴーヤの周りの草を抜いていたときである。しゃがんだ拍子に太ももの裏がチクリとした。手で触ると小さな塊がとれたが、周りの地面を探してもそれらしいものは見つからなかった。


昼食の準備ができたという妻の声で家にはいると、私の背中に虫がついているとのこと。どうしたわけか、私は瞬時にマダニではないかと思った。確認するために、その虫をティッシュペーパーに移してもらい、ビニール袋に入れてもらった。


早速インターネットで調べてみると、まちがいなくマダニだとわかった。マダニに刺されると恐ろしい病気になる場合があるという。すぐに近くの皮膚科医院に電話をかけたが、「当院では対処しかねるので、マダニに対応可能な病院に相談してほしい」とのこと。


刺された場所には蚊に刺されたような膨らみが3カ所も並んでいたが、さほどに痛みは感じなかった。虫の顎が皮膚に食い込んだ状態で残っていると、とくに危険な状況とのことだが、捕獲したマダニは元気に動きまわっているので、ひとまず安心したが、念のために虫眼鏡で丹念に調べてみた。幸いにも全くそれらしい痕跡はなく、危険性はなさそうだったが、病院で医師に診てもらうことにした。


藤田医科大学に電話をかけると、土曜日の午後ということもあり、救急外来に来るようにとのこと。というわけで、ビニール袋に入れたマダニを持って大学に向かった。


救急外来には多くの患者が待っており、かなり待たされてから診察室に入った。


医師に虫を見せるとやはりマダニとのこと。医師は刺されたところを虫眼鏡で観察してから言った。「2週間ほど様子をみて、もしも発熱したなら受診してください」


マダニに刺された場合に最も恐ろしいのは、「重症熱性血小板減少症候群」の発症である。「致死率が異常に高いのに、未だにワクチンや治療薬が開発されていないのはどうしてでしょう」と訊いたら、「発症する人が少ないからです」とのこと。治療薬がない状況でどんな治療をするのかと訊いたら、酸素吸入装置を使うなどの対症療法しかないとの答え。


医師がマダニの写真を撮りたいというので、ビニール袋ごしの写真撮影に協力し、幸運を願いつつ病院を後にした。


中部地方から東では、病原ウイルスを持つマダニは少ないようだが、発病する可能性はゼロではない。日本は先進国のはずだが、いまだにワクチンも治療薬も開発されず、幸運を祈るしかない。アメリカに媚びをうって費やす膨大な予算の、せめて一部だけでも医薬品開発に回せたらと思う。

 

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脳梗塞により思いがけず入院したこと [身体と健康]

体調も良く健康に過ごしているつもりでしたが、いきなり入院すべしと言い渡されて、5日間ほど入院生活をしました。


家族と車で外出し、用件を終えて帰宅したときでした。車をおりて歩き出したとたんに、足がもつれて普通には歩けなくなりました。車をカーポートに入れたあと、ドアポケット内を整理していたので、家族の者たちはすでに家の中に入っておりました。まともに制御できない右足を引きずりながら、どうにか玄関を入りました。


早速パソコンを開いて調べたところ、予想通りに脳梗塞と思われました。幾つかの病院に電話をかけて相談したのですが、土曜日の午後ということもあり、脳梗塞に対応してもらえる病院は、豊明市の藤田医科大学だけでした。車で30分ほどの距離です。電話をかけている間に、自由のきかなかった右足は動くようになりましたが、藤田医科大の救急外来を訪ねることにしました。


息子の運転する車で病院に着いた時には、ほとんど正常になっていましたが、MRI検査の結果、軽い脳梗塞とわかりました。一過性の軽いものでも入院を要すとのことで、そのまま入院し、5日間ほど病院で過ごした次第です。


脳梗塞はよく聞く病名ですが、血圧が高くない私には関わりのない病気と思っておりました。退院してからあらためて調べてみると、血圧が低い場合にも油断はできないようです。ときには最高血圧が100程度まで下がるので、それなりに脳梗塞の危険性はあるようです。医師からの指示により、アスピリン製剤を1日に1錠ほど服用し続けることになりました。


医師からは繰り返し言われました、「脳梗塞にしては運が良かった」と。それを聞いて思いました。たしかに随分と運が良かった。脳梗塞は軽度なものであったし、発症のタイミングにも恵まれていた。運転中に生じていたのであれば、場合によっては事故を引き起こしていたかもしれない。神様か誰かが、カーポートに車を納めるまで発症を抑えてくださったのだろうか。


幾度も投稿してきたように、私は共時性(同時性)に関わる体験(思わぬ所で知人と遭遇した体験など)を繰り返してきたのですが(付記参照)、今回の発症タイミングもまた、形を変えた同時性体験かもしれない、という気がします。



付記 共時性(同時性)に関わる投稿記事 



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健康な歯を保持できていることに感謝 [身体と健康]

市内に暮らす高齢者からかなりの人数が選ばれ、年齢に伴って健康度がどのように推移するのか調査されている。被験者のひとりに私も選ばれており、先頃も検査を受けた。記憶力や運動能力など幾つかの項目があり、その中に、歯の現状調査がある。


本ブログで幾度か書いてきたように(付記参照)、私には丈夫な歯が32本あり、若い頃と同じように食事が摂れる。先日の調査で行われた歯の検査では、歯の状況と噛む力が調べられたのだが、当然ながら全て良好と判定された。


30年ほど前に始まった「8020運動」は、旧厚生省と日本医科医師会によって提唱されたものである。80歳になっても、食事に使える自分の歯を20本は維持しようとするものである。30年が経過した最近の実情はどうであろうかと、例によってネットで調べてみた。


30年前には80歳で20本の歯を持つひとは10%ほどだったが、今では50%を超えているという。「8020運動」が寄与した可能性もあろうが、それ以外の要因も多々あるはずである。かく言う私が「8020運動」を知ったのは、せいぜい10年前であり、その恩恵は全く受けていない。私は自分の歯が良いことに、誰に感謝すべきだろうか。両親と、2015年11月23日に投稿した記事「80歳になっても丈夫な歯を持つことができる」に書いた歯科医、そして、気づかないでいる誰か。もしかすると、歯を保持すべく努めてきた自分自身も、少しは褒めてよいのかもしれない。


付記 歯について投稿した記事




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健康長寿と美容医学 [身体と健康]

2月8日に投稿した「年齢のわりに老けて見える人・・・・・・その原因は?」の続きです。


上記の記事にこのような文章がある。


  2015年11月28日の投稿記事「ビタミンやミネラルなどの必要量が体質によって異なる証拠」に書いたように、明治時代の陸軍では、ビタミンB1不足による脚気が多発して、多くの死者を出している。兵営内で同じ内容の食事を摂っておりながら、健康な兵士と発病する兵士がいたことになる。発病した兵士たちが元気な兵士たちと異なっていたのは、より多くのビタミンB1を必要とする体質だったからである。・・・・・・・・
  ・・・・・・・・2016年10月7日に投稿した「苦労していた誤嚥が簡単に治った」に書いたように、1回の食事中に数回も誤嚥していた私だったが、ミネラルのサプリメントを摂るようになってから、急速にそれが治った。高齢になって誤嚥するようになったなら、老化による結果と判断するのが普通であろう。老化に伴う現象には違いなかろうが、私の場合には、年齢とともにある種のミネラルをより多く必要とする状況になっていた、ということであろう。摂取しているサプリメントには種々のミネラルが含まれているので、どの成分が関与しているのかわからない。このことに興味を示す医師がいたならば、調査に協力したいと思っている。
  ビタミンやミネラルにかぎらず、体質によって必要とする栄養素の量は異なるということである。厚生労働省による食事摂取基準をうのみにすると、困った事態になる人がいる可能性がある。まだ若いのに皮膚の衰えを意識するような人は、葉酸など皮膚や血管に有効な栄養素を、推奨されている量より多く必要とする体質かもしれない。早めに老けそうに感じられても、早々にあきらめない方がよさそうである。私には、ミネラルのサプリメントが著効を表したのだから。


とはいえ、何が自分にとって不足がちな栄養素なのか、見つけることは難しそうである。健康効果を実感したひとが、私のように報告してくれたなら、それを参考にして試すことができるだろう。医師や医学者がネットの世界に呼びかけたなら、有益な情報が得られるかもしれないのだが。


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