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「失言防止マニュアル」を配布された自民党の議員たちも選良か? [政治および社会]

今日の朝日新聞によれば、自民党は5月10日に、すべての国会議員や党職員に「『失言』や『誤解』を防ぐには」なる文書を配布したという。所属議員の失言が続いている 自民党は、近づく選挙を前に引き締めをはかるため、そのような「失言防止マニュアル」を配布したようである。


国会議員は国民を代表する立場にあり、「選良」とも呼ばれる人たちのはずである。政権党である自民党の国会議員であれば、そのことを特に強く意識すべきだろうが、現実には自民党議員の失言があまりにも多い。


所属議員に「失言防止マニュアル」を配布したことに対して、党幹部の一人は言ったという「俺たちはバカですと言っているようなもんだ。あきれて物が言えない」


自党の国会議員に「失言防止マニュアル」を配布するのは、「選良」と呼ばれるべき立場の自覚がないということであろう。「俺たちはバカですと言っているようなもんだ。あきれて物が言えない」と言った党幹部はまともな議員だが、失言を繰り返す首相や元首相をはじめ、自民党にはまともではない議員が多すぎる。


残念ながら、「失言防止マニュアル」を配布するような自民党が政権党である。先進国の中で幸福度ランキングが最低の国にした自民党だが、そんな党に政権を託したのは国民である。とはいえ、衆院選で大勝した自民党の得票数は全体の4分の1であり、国民の多くが自民党を支持していたわけではない。乱立する野党が協力し、自民党に反省を迫る結果をもたらしてほしいものである。


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