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チョイ乗りに適した車 [車]

1月7日に投稿した記事「車の燃費改善案」の続きです。


私が乗っているデミオは燃費が良いのだが(30Km程度を走るなら、二人乗りでも18Km/L程度となり、信号の少ないバイパス道路を走りつづけると、20Km/Lを超えることがある)、それはエンジンが暖まってからである。5Km程度以上の距離を走らなければ、本来の勝れた燃費は発揮できない。


私はいわゆるチョイ乗りを繰り返しているので(ときおり15Km以上を走るのだが)、前回の給油時には、437Kmほど走って給油量が37.6Lだから、平均燃費11.6Km/Lである。


1月7日に投稿した記事「車の燃費改善案」で、空冷式の水平対向4気筒エンジンならば、チョイ乗り用の車の燃費に有利ではないかと書いた。そのようなエンジンならば、空冷式の欠点である冷却むら対策は可能と思われるし、冷却フィンの外側から断熱材で囲むことにより(冷却ファンを装備する空冷式であれば、囲ってある方が冷却効果が改善されるはずである)、エンジンを止めておいても、しばらくは余熱の効果が得られるのではなかろうか。数Kmほどの距離にあるスーパーなどにでかけた先で、一時間程度駐車しておくような使い方が多い場合には、実質的に大きな燃費改善効果が得られないだろうか。


チョイ乗りを繰り返す車の燃費が16Km/L程度になれば、地球規模での省エネ効果は膨大なものとなる。安価な燃料電池自動車が開発できればより好ましいのだが、それが実現されるのは、どうやらかなり先のことらしい。チョイ乗りでの燃費を改善した車は、それまでのつなぎとして、充分に存在価値がありそうに思える。エンジンの改良に執念を燃やしている技術者たちに、さらなる高みを目指すよう声援を送りたい。

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