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Calm Radioから流れ出した「ゴンドラの唄」 [音楽およびオーディオ]

このブログのタイトルは「喜多郎をBGMにブログを書こう」ですが、パソコンに向かう私の耳を喜ばせるのは、主にCalm Radioの音楽になりました。Calm Radio 内の様々なカテゴリーのうちで、もっとも聴くのは「Solo Piano」であり、モーツアルトやショパンなどを選ぶこともあります。この文章を書いている今も、心地よいピアノの曲が流れています。

ブログの原稿を書こうとしてパソコンに向かった昨日のことです。Calm Radioの「Solo Piano」を選ぶと、聴いたことのあるメロディーが流れ出てきました。日本人にはよく知られている「ゴンドラの唄」です。中山晋平作曲になる歌曲のメロディが、ピアノのソロ曲にアレンジされ、魅惑的な調べになっていました。

wikipediaで「ゴンドラの唄」を調べてみると、1915年(大正4年)に発表された歌謡曲であって、吉井勇作詞で中山晋平の作曲になるものとあります。芸術座公演になる演劇の劇中で松井須磨子によって歌われ、大正時代に流行したということです。「いのち短し 恋せよ少女 朱きくちびる褪せぬ間に」と唄いだされるその歌は、昭和になっても唄い続けられ、私にもなじみのある歌になっております。もしかすると、今の若い人の中にも、この歌を知る人があるのではと思います。とはいえ、「ゴンドラの唄」が流行したのは100年前の日本であり、「上を向いて歩こう」のように海外で知られることはなかったと思えるのですが、意外なことに、Calm Radioからそのメロディが流れ出ました。100年前に流行した歌でありながら、今の日本でも唄える人がいるのだから、それだけの魅力を秘めた歌だということでしょう。誰かによって編曲されたそのピアノ曲が、何かの縁によってCalmRadioで世界に流されたことになります。

誰によって編曲され、誰によって演奏されたのかわかりませんが(Calm Radioのサイトを表示すれば、曲目と演奏者がわかったはずですが、パソコン作業をしているうちに、次の曲に移ってしまいました。)、ピアノ曲としての「ゴンドラの唄」が、私の耳には実に心地よく聞こえました。作曲家と編曲者そして演奏者、さらには、それを選曲してくれた Calm Radio の担当者に敬意をいだきます。


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