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高齢者であろうとリナックスに挑戦 [雑感]

7月18日に投稿した記事「80歳でセンター試験の問題にチャレンジした結果」に関連した記事です。


以前に使っていたWindowsXP搭載の富士通製ノートパソコンは、2004年製とはいえ、今でも立派にパソコンとして使える。WindowsXPがサポートされなくなった今では、インターネットに接続するわけにはいかないのだが、現用のパソコンに問題を生じたときに、予備のパソコンとして使えればとても助かる。OSをリナックスに換えれば、そのような使い道もあるだろうと思い、リナックスについて調べてみた。


リナックスはヘルシンキ大学(フィンランド)の学生だったリーナス・トーバルズによって、1991年に誕生したという。開発者であるリーナス・トーバルズがそのソースコードを公開したことにより、各国の有志がその改良に取り組んだ結果、発展し続けて今に至ったとのこと。もとのリナックスから派生した多くの種類があり、性能の低い古いパソコンに適したものもあるらしい。


あれこれ検討してみた結果、富士通製のBIBLO NB55Hに使えそうな Puppy Linux 571JP. を選んだ。そのOSをCDに取り込んでライブCDを作れば、パソコンのCD・DVDドライブからリナックスを起動できるとのこと。


というわけで、Puppy Linux の日本語版をインストールし、ライブCDを作ろうと試みたのだが、煩雑な操作にとまどい、なかなかに進まなかった。無線LANの設定ではことに混乱し、息子の助けを借りざるを得なかった。数年前までの私は、相当にめんどうな操作であろうと自分で努力して、いろんな用途にパソコンを利用してきたのだが、最近の私は煩雑な作業を早々にあきらめ、息子に助力を求めようとする。脳力が低下したためなのか、あるいは忍耐力の低下によるためなのか、いずれにしても、年齢的に脳力が衰えた結果であろう。階段を駆け上がったりすると妻が言う、「自分では意識していなくても歳なんだから、けがをしないよう気をつけなくちゃ」と。階段を駆け上がることができようとも、妻の眼に映る私はやはり高齢者ということである。


息子の助力により、BIBLO NB55Hはリナックスで動くようになった。ネットサーフィンも可能ゆえ、予備のパソコンとして使えそうだから、当初の目的はほぼ達成できたことになる。ユーチューブなどの動画を見れるようにするには、さらにアプリをインストールする必要がある。ここから先は、できれば自力でがんばってみたいと思っている。

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