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ブログを書くことは楽しい!? [雑感]

 今の私はこのようにして日常的に文章を書いていますが、昔は文章を書くことが大の苦手でした。

 幾度も書いてきたように、小学生時代の私は勉強ができませんでしたが、勉強が嫌いだったわけではありません。国語も嫌いではなかったのに、作文の時間は本当に苦労しました。何を書いてよいのか思いつけないまま、とにもかくにも文字を綴り始めるのですが、思うようには言葉が出てきません。苦しまぎれの浅智恵ということでしょう、少しでも行数をかせぐために、文字の間隔を大きくあけて書いたものです。
そんな私が文章を書くようになったのは、社会人になってからのことです。最初に配属された検査部門の仕事に不満を覚えましたが、まもなくその不満は消えました。製品の温度特性などを測定しているうちに、検査課での仕事が面白くなったからです。測定した結果を報告するために文章を書くわけですが、それが決して苦になるどころか、私はむしろ楽しみつつ書くことができました。
 そうこうするうちに、私は試作に関わる仕事をすることになり、報告書を書く機会がさらに増えました。報告書の作成を楽しんだと書きましたが、文章を綴ることが好きになったわけではなく、得られた結果を報告し、読んでもらえることが嬉しかったのです。
 今の私は書くこと自体を楽しんでいます。書くことが楽しいのは、それを読んでもらえることを想定しているからであり、そうでなければ単なる自己満足ということになります。
 多くのひとがブログを書いているのも、それが楽しいからでしょう。そう思って調べましたら、やはりありました。「そしがやのリタイア日記」なるブログであり、メインタイトルの下には「リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです」とあります。つい先日の8月17日には、「ブログを書く3つの楽しみ」なる記事が投稿されています。
 その三つとは、
        1 書くブログのネタを探す楽しみ
        2 実際にパソコンに向かって書く楽しみ
        3 書いた記事に対して反応をもらう楽しみ

とあります。
 私もそれに異存はないのですが、ブログを始めたばかりですから、少しばかり異なる状況にあります。始めたばかりですからネタは幾らでもあります。パソコンに向かって楽しみつつ書いてはいても、まだ反応はほとんどありません。「ナイス」なる反応はありましたが、返信が無事に届いたかどうか自信がないありさま。ブログの仕組をさらに勉強する必要にせまられております。
 このブログのタイトルは「喜多郎をBGMに小説を書く」ですが、そのBGMはパソコンに接続したUSBDACを内蔵したパソコン用スピーカーで鳴っています。一見おもちゃのようなスピーカーでありながら、聴くに耐えるBGMを鳴らすとは、技術の進歩は本当にすばらしい。喜多郎の他にもいろいろ聴きながら、できるだけ長期にわたって書き続けたいと思っています。
 とはいえ、いかに長く続けても、多くのひとに読んでもらえなかったなら、自己満足の独り言になってしまいます。読んでくださる方に対して、私が楽しむよりも大きな楽しみを提供し、読み続けていただくこと。それが目下の私の課題ということになります。


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