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小学生が裸足で学校に通っていた時代 [雑感]

戦争が終わってからの数年間は、屋外で遊んでいる子供の多くは裸足であった。それどころか、小学校へも裸足で通ったものである。裸足で草むらに分け入り、石ころ道を走りまわったのだが、痛さを覚えることもなかった。体重が軽かったためというより、足の裏が鍛えられていたことが、今では考えられない生活を可能にしていたのだと思う。

ローマオリンピックのマラソンで優勝したのは、裸足で走り抜けたエチオピアのアベベであった。「裸足のアベベ」として名を馳せることになったが、アフリカでは今もなお、かなりのひとが裸足で歩き回っているらしい。そのような人たちの足の裏は厚くなり、薄い革靴を履いているような状態ではなかろうか。おそらくは、小学生時代の私の足の裏は、今の子供たちよりかなり厚かったことだろう。

靴をはいているにしろ、もっとも力が加わる踵の裏は、他の部位より厚くなる。体が必要と判断して厚くしたのだから、軽石でこすって薄くしたなら、体はさらに厚くすべく努めるのではないか。踵の厚さが気になるのであれば、踵への負担が軽くなるような靴を選ぶか、歩き方を検討してみた方がよさそうである。

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