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ネットから得た情報で家電製品を修理 [生活雑感]

電気製品などが故障したとき、私は自分で直すことを考える。電気に関わる技術者とはいえ、個々の電気製品についての知識は乏しいのだが、ネットから得た情報が大いに役立って、さほどに苦労しなくてすむことが多い。

キャノンのプリンターを使っていた5年ほど前には、ネットからの情報を参考にしながら分解し、インクで汚れた基盤やコネクターなどを清掃したりして、正常動作に復活させたことがある。オーディオ機器やテレビなどのリモコンは、ボタンを押しても動作しなくなることがある。その対応策もネットで調べて直すことができた。これは簡単な方法であり、リモコンの故障の多くはこのやり方で治せると思われる。CDプレイヤーのように回転する機構をもつ機器は、古くなるとゴムベルトが劣化して、CDディスクを受け付けなくなるなど、動作しなくなることがある。規格にあったゴムベルトを購入すれば、自分で直すことができるのだが、ネットの世界で探せばそのやり方を見つけることができる。故障とはいえないまでも、パソコンの動作に問題を生じたときや、ソフトの使い方で困ったときも、ネットからの情報が役に立つことが多い。

ネットからの情報が役に立つのは、家電製品を修理する場合にかぎらない。ABS樹脂製の器具が破損したときには、アセトン系の接着剤での修復方法を学んだ。ガスこんろからIHヒーターに切り替えた際には、分電盤内の工事(有資格者でなければ作業することができない)以外のすべてを自分でやったのだが、この場合にもネットから得た情報が役立った。

思い切って修理にチャレンジすれば、出費を節減できるのみならず、作業そのものを楽しむことにもなるが、それなりに注意すべきことはある。自分でやれば自己責任ということになるし、作業の内容によっては有資格者しかできないこともある。自己責任には失敗する可能性が含まれるわけだが、失敗しても損をすることは少ないゆえ、チャレンジして楽しんだ方が得である。家具やスピーカーなどの製作や、家の外構工事など、故障修理のほかにも様々なことに手を出してきたのだが、楽しんだうえに支出を抑えることもでき、ずいぶん得をしたと思っている。


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