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固い瓶詰めの蓋を簡単に開ける方法 [生活雑感]

瓶詰めのブルーベリージャムを買ったのはよいが、大きめの瓶ということもあり、大気圧でくぼんだ蓋が開かなかった。ヘアードライアーで蓋を加熱し、ゴムシートを巻き付けて力を加えても開けることができなかったのだが、驚いたことに、妻の助言によって簡単に解決してしまった。

以前から木工作業をしてきたので、我が家には様々なクギがある。妻が用意してきた7cmほどのクギとハンマーを使って瓶詰めの蓋の中央部に小さな穴を開けると、穴から空気が吸い込まれる音がして、くぼんでいた蓋が平らになった。その結果は言うまでもなく、軽い力で蓋を開けることができた。蓋の面積は34㎠ だから、内部の圧力が2分の1気圧だとしたなら、蓋内のパッキンには大気によって17Kgの圧力が加わっており、容易には開けることができなかったわけである。はづした蓋の内側を見たら、パッキンにはガラス瓶のふちがくいこんだ窪みができていた。

私は先入観や固定概念に囚われないと自負しているのだが、ジャムの蓋については従来のやり方(蓋を加熱して内部の圧力を上げるとともに、熱膨張によって蓋を弛める方法)にこだわっていた。私が苦労しているのを見た妻は、蓋に穴を開ければよいのだと提案したわけだが、実のところ、我が家ではこれに類したことがしばしば起こる。妻が私よりも固定概念に囚われないのか、あるいは直感力に勝れているのか、いずれにしても、これからも妻の助言に助けられることが多々ありそうである。


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