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超能力の存在と霊魂の実在 [超常現象]

NHKのBS放送で「超能力は解明された?公開!米軍極秘研究」なる番組が放映された(6月7日)。番組の一部しか見ていないので、内容に対する感想は書けないのだが、超能力や霊魂についての記事を書きたくなった。


透視能力や念写能力などの超能力は、その有無を実験によって確認できるはずである。日本でも、明治から大正にかけて実験を繰り返した人がいる。東京帝国大学の助教授だった福来友吉博士である。


福来博士は透視能力者とともに実験を行い、その能力が実在することを確かめた。その結果が学会で報告されると、山川健次郎理学博士(東京帝国大学や京都帝国大学などで総長を務めた)の興味を惹くことになり、公開実験が行われることになった。公開実験に参加した透視能力者は、福来博士が信頼する御船千鶴子であった。


厳重に管理された条件のもとで行われた実験により、御船千鶴子の透視能力は実証されたはずだったが(御船千鶴子あるいは千里眼事件で検索すれば、今でも多くの情報が得られる)、透視は物理学的に不可能と考える者たちは、その結果を受け入れようとしなかった。


早稲田大学の名誉教授である大槻義彦氏は、超常現象や超能力の否定論者として著名である。超能力者とされる人が示す超常現象らしき現象を、大槻氏は「・・・・・・の方法によってそれと同等の現象を引き起こすことが可能ゆえ、あれは超常現象ではない」と主張する。大槻氏が言う「・・・・・・なる手段」は、衆人環視の舞台上では実施不可能なものが多い。そうであろうと、科学万能主義に洗脳された人の多くは、大槻氏の主張を受け入れて、超能力は存在しないと思うことだろう。著名な科学者たちにその能力を否定されたことにより、御船千鶴子は世間から厳しい眼を向けられることになった。そのためであろうか、御船千鶴子は自殺するに至ったという。「非科学的なことがらに関わっただけでなく、それを正当であると主張し続けた者」として、福来博士は大学を追われることになった。


有能な手品師が宣伝手段として、その技を超能力と称す可能性はある。とはいえ、透視や念力などの超能力を疑い難い人が存在するので、世界中で学術的な調査が行われている。厳密な調査によって、真実としか考えられない結果が多々得られているが、そうであろうと、大槻氏とその仲間たちは主張することだろう。「そのようなことは科学的にあり得ないゆえ、その実験結果を受け入れることはできない」


大槻義彦氏にかぎらず、超常現象や霊魂の実在はあり得ないと考える人は多く、福来博士や御船千鶴子に対しても、今なお批判的な記事を書いている人がいる。過去にあれほどの事件を引き起こしたオウム真理教でありながら、未だにかなりの信者が存在しているという。オカルトにしろ科学万能主義にしろ、洗脳された者はそこから抜け出しにくいのであろう。かく言う私は科学信奉者ながらも、霊魂の実在を識る者のひとりゆえ、霊魂に関わる記事を幾度もこのブログに投稿している。このブログを訪ねる人はまだ少ないのだが、少しでも多くの人に読んでもらいたいので、その幾つかをここにあげておく。




クリックすればその記事を読むことができます。

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