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子育てに励む雀の姿 [小鳥たち]

冬の雀に餌を与えるようになってから、すでに10年以上になります。最初の数年は冬の間だけにして、4月になればやめていたのですが、4月のある日、巣に餌を運ぶ雀に気づいてからは、雀の子育てが終わるまで餌を与えることにしました。


今年も例年通りに、5月の連休が終わると巣立ったばかりの雛が姿を見せました。雛鳥は親鳥とともに行動し、しばらくの間は親鳥から口移しに餌をもらいます。見ておりますと、親鳥と並んで地面におりる雛と、木の繁みから出ないで、親鳥が運んでくる餌を待つ雛がいます。雛が隣にいれば効率よく餌を与えることができるのに、そうしないのはなぜでしょうか。親鳥が選んだやり方なのか、雛鳥が地面に降りることを拒んでいるためなのか、興味のあるところです。
  
雀の子育て時期は5月の中頃には終わっていたのですが、昨年の7月20日に投稿した記事「猛暑の時期に巣立った雀」に書いたように、昨年は7月頃に雛を育てている雀がいました。今年も6月に入ったいま、かなりの親雀が巣に餌を運んでいます。


餌やりをしばらく忘れていると、親雀たちがずらりと並んで待つのですが、そのうちの数羽が窓辺に来て催促します。


庭に餌を撒きますと、雀たちはけたたましい声で仲間に報せ、いっせいに餌をついばみ、巣に運びます。7回ほどついばむなり巣に向かう雀もあれば、30回以上ついばんでから巣に向かう雀もいます。巣で待つ雛の事情によるものなのか、親鳥の個性によるものなのか、興味あるところです。


このブログもきょうから4年目に入ります。最近は「政治および社会」の項に投稿することが多いのですが、開設直後に投稿した記事は、10回のうちの4回が「小鳥たち」になっております。というわけで、4年目に入るきょうは雀について書くことにしました。

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