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白内障の手術を受けて [身体と健康]

一週間前に白内障の手術を受けた。医師からはまだ手術の必要がないレベルと言われたのだが、早めに受けた方が良いのではと思い、左眼を手術してもらった次第。右眼の視力はメガネをかければまだ1.0だが、軽度であろうと白内障になっているので、来年には手術してもらうつもりである。


あらかじめネットで情報を得ていたので、不安も緊張もなく受けることができた。執刀医はまだ若い女医さんだが、術前に相談した時点で充分に信頼していたし、施術中にかけてくださる言葉も好ましかった。「これから超音波をかけます」「砕けた水晶体を吸い出しています」「しばらく眩しくなりますが心配しないでください」「とても順調に進んでいます」「これから眼内レンズを入れます」「もうすぐ終わりますよ」「すべて順調に終わりました」


次の日に眼帯をとってもらうと、メガネなしでもピントの合った室内の光景が見えた。蛍光灯に眼をやると、右目と違って青っぽく見えたが、むしろそれが正常とのこと。高齢者の眼は水晶体が黄色味がかっているため、青い光に対する感度が低下するという。高齢になると色弱になるわけだが、若い頃と同じように色を見たいのであれば、青以外の光を少し弱めるメガネをかければよいことになる。


私の母は102歳まで生きたのだが、白内障が軽度のうちに手術を受けたので、晩年も眼で苦労することはなかった。義母も102歳の長寿を全うしたのだが、白内障の手術を受けなかったため、晩年の数年間は苦労することになった。わづか10分あまりで完了する白内障の手術によって、その後の人生に多大な利益を得ることができるのだから、白内障が生じたならば、はやめに手術を受けた方がよいだろう。


手術は10分あまりで終わるのだが、細菌感染防止の目薬を1日に4回、3ヶ月の期間にわたって使わねばならない。医学の進歩に感謝しつつ、目薬を使い続けようと思う次第である。



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