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地球温暖化対策に寄与するコンパクトカー             [車]

最近は車をほしがらない若者が増えているという。その一方で、高額な高級車に憧れ、乗り回す人がいる。遠いヨーロッパから輸入した車であろうと、日本車より格別に勝れているとは思えないのだが。


こんな記事を思いついたのは、ドライブレコーダーを選ぶため、ネットで情報を得ようとしていたときである。様々なドライブレコーダーに対する使用者の感想を調べていたら、ベンツに安価なドライブレコーダーを設置するため、中国製の製品を選んだ人の投稿記事があった。アウディに中国製の廉価なドライブレコーダーをつけ、結果を報告する記事も見られた。高額な車を買っていながらも、できるだけ出費を抑えたいということであろうか。


私のよく知っている元大学教授は、知り合った当時は古い車に乗っていたのだが、そのボンネットは錆だらけであった。その車に同乗させてもらったときのことである。教授は運転しながら、「この車は友人から譲ってもらったのだが、僕がエアコンつきの車に乗ったのはこれが初めてなんですよ」と言った。その教授は数年後に新車を買ったのだが、買おうと思えば買えたはずの高級車ではなく、大衆車であった。定年退職してからは、省エネ重視の車に替えたと聞かされている。教授の中には外車に乗っている人もいたのだから、車に対する感覚は人によって随分と差があるようである。


かく言う私はデミオ(昨年からは「マツダ2」に車名が変わっている)に乗り換えて2年になろうとしている。以前のワゴン車にくらべると、図書館などの狭い駐車場の利用が便利になったし(車体が小さくなっただけでなく、360度ビューモニターがついている)、ガソリン代は大きく減った。安全装置が充実しているために、安心して乗れるだけでなく、保険料が随分安くなった。ヘッドライトが明るいうえに、オートに設定しておけば、理想的な条件で照らしてくれる。私にとっては申し分のない車だが、おそらく他社のコンパクトカーも、今では同等の性能と機能を持っているのであろう。


かなり以前のことだが、トヨタのセンチュリーに同乗させてもらったことがある。高級車だけあって、騒音や振動はやや少ないと感じたのだが、その程度の利点が価格に見合うだけの価値があるとは思えなかった。その当時としては、安全性は大衆車に比較して格段に勝れていたと思われるが、今では大衆車にもセーフティサポート車と認定される車が多い。私が乗っているデミオの場合、グレードが異なっても安全装備に差別がない。エアバッグも、通常のエアバッグの他に、サイドエアバッグとカーテンエアバッグが装備されている。


ここまで書いたところで、当初につけていたタイトル「高級車に乗りたがる人」から「地球温暖化対策に寄与するコンパクトカー」に替えることにした。コンパクトカーの安全性と省エネ性がさらに高められ、大型車から乗り換える人が増えたなら、温暖化対策に大いに寄与することになる。

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