カジノ解禁がもたらす未来

多くのパチンコ店が営業を停止しているのだが、一部の店は開いており、おおいに賑わっているという。その店に入っている客の中には、遠くから車で訪ねる者がいるらしい。コロナウイルスの脅威より、パチンコに惹かれる気持ちが勝っているということであろうか。

カジノが解禁された韓国では、カジノ依存症が問題となり、その対策費が膨大なものになっているという。カジノ解禁による経済効果を前面に出し、解禁法をごり押しした安倍政権は、依存症問題を軽視している。コロナ危機の最中にありながらも、わざわざ遠くのパチンコ店を訪れる者が多いこの国である。カジノ解禁法によって創られるカジノ特区は、依存症による多くの悲劇をもたらすのではなかろうか。

アベノマスクによって膨大な国費を無駄にする安倍政権は、カジノ依存症対策に膨大な国費を費やす日をもたらす可能性がある。