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長崎での平和祈念式典に思う [政治および社会]

きょうは長崎で平和祈念式典があった。広島市長と同様に、長崎市長もまた、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求めたのだが、安倍首相はこれまで同様に、それに関わる言葉を出さなかった。


政権維持の最長記録を残す安倍首相だが、政治家として何を残すのだろうか。唯一の被爆国首相として、核軍縮に貢献してきたならば、世界の歴史に残る偉業となったであろうに、むしろ逆行しているとしか言えない。


史上最長を誇る1強政治の中で数々の疑惑を残しただけで、国民の福祉増進に寄与することは少なかった政権。長期政権でありながら、さしたる功績がなかったことが、政権としての評価を下げることになる。もしかすると、安倍首相はこれからの1年あまりの間に、憲法改正に向かってしゃにむに突き進むのかも知れない。それがまともな改正ならば、反対する議員や国民は少ないと思われるのだが、自民党による今の改正案のままでは、賛成しかねる国民も多いと思われる。安倍首相が憲法改正を悲願としているのであれば、仲間内だけで作った改正案を、広い視野から見直してほしいものだが、安倍とその仲間たちにはその度量がないのかもしれない。


平和記念式典について書いているうちに、安倍政権を批判する記事になっている。安倍政権に批判的な立場にいるので、このような記事になったわけだが、安倍首相にも、有終の美を飾ってほしいとは思っている。さほどに期待はしていないけれども。


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