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日本は世界で最も詩人が多い国? [雑感]

ベストセラーになった「サラダ記念日」の著者俵万智さんは、歌の結社「心の花」に所属しているという。歌人の多くはそのように、グループに加わって修練を積んでいるようです。
                                                                                                                                                
私の父は十代から歌を詠み(本ブログのカテゴリー「父の歌集」で26回に分けて投稿)、手書きの歌集を遺しましたが、歌の基本は書物から学んだものと思われます。80代の半ばで歌を読み始めた私ですが、歌についての知識といえば、中学と高校時代の国語の授業で学んだ程度です。著名な歌の幾つかを授業で学び、その感覚をつかんだことで、まったくの素人であっても歌を詠むことができる。歌を詠むに適した形式があり、その形式に日本語が適合しているからでしょう。
                                                   
新聞の短歌や俳句の投稿欄には、数多くの人が投稿しているようです。外国の新聞に詩の投稿欄があるのかどうか知りませんが、いずれにしても、日本は世界で最も詩人の多い国と思われます。その人たちが俳句や歌に親しむもとになったのは、中学や高校の国語教育ではなかろうか。80代の半ばにして歌を詠み始めた私ですが(本ブログのカテゴリー「吾が読みし歌」に投稿)、先に書いたように、歌の基本は国語の授業で学びました。
                                                     
日本の文化にも様々な特徴があるわけですが、世界で最も詩人が多いことも、特徴のひとつと言えそうです。

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