八十路にて詠む歌 16 [吾が詠みし歌]
キンモクセイの枝を切ろうとしたら、葉にくっついた蝉の抜け殻がありました。以前はうるさいほどの蝉しぐれを聴いたものですが、この数年は聞こえません。蝶や蜂にトンボなど、虫もずいぶん少なくなりました。今現れる蝉は数年前から地中にいたはずです。羽化する蝉が少ないということは、かなり以前から蝉も少なくなっていたということでしょう。10年以上も前のことでしょうか、猛暑日が増え始めたのは。
蟬時雨耳にせぬ夏過ごせしに庭木に残る抜け殻ふたつ
2022-12-20 22:13
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