朝ドラ「舞いあがれ!」の作者は歌人だった [雑感]
昨日投稿した記事「日本の和歌には本歌取りなる作法あり」に、<ドラマ「舞いあがれ!」の作者がどんな人か知らないのだが、梅津貴司が詠んだ歌として示される歌はいずれも、とても好ましい歌だった。歌を詠みはじめて一年に満たない私とちがい、歌人のレベルにありそうである。>と書いた。気になったので後で調べてみたら、その作者である桑原亮子はシナリオ作家であるとともに歌人であり、歌人として実績を重ねてきた人だという。
桑原さんは難聴であったが、20歳頃に聴力を失ったという。wikipediaによれば、弁護士への道をあきらめた桑原さんはシナリオセンターでシナリオを学ぶとともに、短歌会に入会して短歌を学んだという。その後はシナリオで賞をとり、宮中歌会始めに入選するなど、シナリオと短歌で活躍しているようである。
朝ドラ「舞いあがれ!」はよくできたドラマだったし、番組中で読まれる歌も好ましかった。シナリオと短歌の両面で、桑原さんがますます活躍されるよう願っている。
2023-05-19 12:50
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0