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心霊現象を研究した科学者たち [人生]

8月1日に投稿した「興味ある書物『死は存在しない』」に関連する記事です。
                                                                                                                                               
ガリレオが生きた時代は科学よりも宗教が優先する時代だったから、ガリレオは宗教裁判で地動説を撤回せざるを得ず、「それでも地球は回っている」の言葉を残して引き下がった。科学万能主義の現代においては、科学がかつての宗教に代わって力を持ち、科学で説明できないものは否定され、霊魂が実在すると主張すれば多くの人から非科学的な人間とみなされる。そんな現代社会にあっても、霊魂の実在を主張し、啓蒙活動に携わっている科学者がいる。
                                                                                                                                                
元大学教授の武本昌三氏のホームページ「ともしび」に、 「ヨーロッパの科学者たちの心霊研究」なる記事が掲載された(7月21日)。そこでは心霊研究に関わった著名な科学者たちが紹介されている。イギリスの化学者で物理学者でもあったウィリアム・クルックス博士、イギリスの博物学者、生物学者、探検家、人類学者、地理学者アルフレッド・ラッセル・ウォレス、フランスの天文学者・作家 ニコラ・カミーユ・フラマリオン、フランスのシャルル・リシエ博士、ドイツの科学者アルベルト・フォン・シュレンク・ノッチングなど。
                                                   
アルベルト・フォン・シュレンク・ノッチングはミュンヘン大学心理学研究所の一室で、心霊現象に関わる公開実験を行なったという。その実験にはノーベル文学賞で知られるトーマス・マンも参加したという。
                                                   
霊魂が実在することを知っている私は、機会があればそのことを語ってきたし、このブログにも投稿してきた(付記参照)。そのひとつに、「淺田次郎の小説「降霊会の夜」を読んで(2015.10.8投稿)」があり、その中には次のような文章がある。
<降霊会の場面を描く小説で思い出されるのは、ノーベル文学賞で知られるトーマス・マンの「魔の山」である。これは私にとって懐かしい小説である。学生時代のある夏、夏休みに帰省しないままに、図書館で借りた「魔の山」を、人けの少なくなった寮の部屋にこもって、数日をかけて読み終えた。この長い小説の後半に、主人公のハンス・カストルプが降霊会に参加する場面がある。ハンスの目の前に戦死した従兄が姿を現すのだが、その様子が詳細に描かれている。私自身が不思議な体験をするのはそれから15年も後のことであり、当時は霊的なことには無関心だったが、小説のその場面を読みながら、作者のトーマス・マンは降霊会というものを体験したに違いないと思った。>
                                                  
                                            
前記の科学者たちはいずれも、その業績が高く評価されている学者だったが、心霊現象に関わったことで批判されたという。シャルル・リシエ博士は心霊研究に関わるクルックスを批判し、嘲笑していたのだが、心霊現象に関わる実験などを通して霊魂の実在に気づいてからは、自ら心霊研究に関わり、心霊研究の歴史に大きな足跡を残したという。
                                                   
武本昌三氏のホームページ「ともしび」には、心霊に関わる記事だけでなく、得られるところの多い記事が多々あるので、訪ねて見られるようお薦めする。
                                                   
付記  霊魂の実在について投稿した記事の例 
                                         


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