SSブログ

雀の群は幾つものグループが集まったものらしい [小鳥たち]

  餌をもらいにくる雀が増えてきました。先月の半ば過ぎには7羽でしたが、今では16羽になりました。
   観察していると面白いことがわかります。餌をやらない午前中から7羽の雀が来ています。時間が経つと11羽に増え、餌をやる4時頃には16羽まで増えます。どうやら、7羽と4羽および5羽の三つのグループが集まって、16羽の群になっているようです。
   いつもの年と同じであれば、餌が極端に乏しくなる3月頃には、30羽ほどの雀がやって来るはずです。数本の木に群がるほどの数とはいえ、それもまた、小さなグループが幾つも集まったものと言ってよいでしょう。
   子供の頃の故郷では、雀が数百羽の大群となり、いっせいに旋回を繰り返す様が見られました。そのように大きな群であろうと、小さな群が幾つも集ったものであり、大群を作る以前には、それぞれのグループごとに餌を漁っていたことでしょう。庭を訪れる雀を見ていると、そのように思えてきます。

ここには鳩も来ますが、鳩同士での縄張争いが続いています。餌をもらえる状況にありながらも、自然界での厳しい生き方は変わらないようです。雀はといえば、餌がまかれると声で報せ合います。自然界で雀が生き抜くうえで、そのような習性が役立った、ということでしょう。鳩や雀に餌をやり、その習性を観察してみるのも、案外におもしろいものです。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0