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大田市川合町の芋掘りまつり [雑感]

出雲に滞在中のある日、義弟から電話があって「芋堀まつり」なる催しに参加してみないかと誘われた。おもしろそうなので快諾し、一緒に出かけることにした。

次の日に50分ほど車を走らせて到着した所は、島根県の中部に近い大田市の川合町った。島根県は出雲と石見からなっているが、川合町は石見地方の東部である。私の故郷である出雲とともに過疎地域であって、車からの眺めは似たようなものである。

参加者は思いの外に多く、定刻に集まっていたのはおよそ200人とのことだが、その多くは地元のひとと思われる。子供もたくさん参加していた。
参加費の100円を出して与えられた赤いビニール袋を手に、シャベルで芋掘りに励んだのだが、畑が粘土質のため、かなりの苦労をしいられた。弟から借りた長靴のおかげで、粘つく土を気にしなくてすんだ。

30分ほどで所定の畑が掘りつくされたとき、参加者の誰もが満杯の赤いビニール袋をさげていた。帰宅してから量ってみたら、私が掘り出した芋は 5 Kgもあった。

芋掘り行事が終わると無料の「豚汁」がふるまわれ、「銭太鼓」なる地域芸能の演奏と「神楽」の実演まで用意されていた。
地元のひとに尋ねてみたら、この催しは数年前から行われているとのこと。地域活性化を目的とした行事のために、地域のひとたちが芋畑を整備し、立派な芋を育てるにはそれなりの苦労があったはずである。その芋をわずか100円で、しかも5Kgももらえたわけで、申し訳ないような気がした。この催しが地域の活性化に役立ち、芋掘り行事も続けばよいのだがと思いつつ、暖かい気風に満ちた川合町をあとにした。


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