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足早に歩く習慣と健康 [身体と健康]

100メートルを1分で歩く。それが今の私が歩く速さです。妻に言わせると、私があまりにも速く歩くので、周りの人に異様な感を与えるかも知れないとのこと。たとえそうであろうと、私にとっては普通の歩き方であり、子供の頃からの習慣と言ってもよさそうな歩き方です。

もしかすると、朝寝坊だった私が学校への道を毎日のように急いだことが、早足の習慣をもたらしたのかも知れない。幾人もの兄弟の中で格別に早足で歩くのは私だけだから、どうやらやはり、「速く歩く習慣が身についたのは朝寝坊に押されたせいらしい」と言えそうな気がします。

私の近所に90歳に近い方が住んでおられる。数年前の老人会の旅行に際し、そのひとと一緒に彦根城への坂道を登ったのですが、私よりも元気な足取りで登られた。その方も私も、特別な運動はしてはいないし、むしろ極めて運動不足と言える生活をしていますが、身のこなし方が軽く、早足で歩くところが共通しています。

健康寿命を伸ばすには適度な運動が必要とのことですが、そのために特別なことをしなくても、こまめに身体を動かしたり、早足で歩いたりするだけで、身体能力の維持には充分かも知れない。というよりも、その程度の運動こそが、高齢者にとって充分な運動ではなかろうか、という気がします。私や私の知人が元気で歩けるのは、体質によるというよりも、普段からこまめに身体を動かしているからではないか。

高齢者にかぎらず若いひとにとっても、足取り軽く動き回ることは、健康を維持するうえで好ましいのではないか。パソコンやスマホに夢中になるだけでなく、そしてやたらに車を利用するのではなく、ときには颯爽と歩くよう努めたならば、高齢期に至っても元気でいられるかも知れない。怪我などのせいで歩けなくなった人であろうと、身体をこまめに動かすことはできるはず。私は若い頃から運動らしいことはしませんでしたが、こまめに身体を動かし、早足で歩いて今に至っています。


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