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雀や鳩も考える動物 [小鳥たち]

年末から訪れ始めた雀が、いまでは20羽を超えるまでに増えました。もっとも数が増える3月の末頃には、例年通り30羽ほどになるでしょう。鳩は一年を通して餌を求めてきますが、以前より数が減って3羽だけです。ヒヨドリとムクドリにメジロも、しばしば庭を訪れて餌をとります。ヒヨドリとメジロには砂糖水をやることがありますが、ムクドリには、庭に捨てた生ゴミや、玄米を精白した際にできる糠でがまんしてもらいます。名古屋市に隣接する地域でありながら、セキレイやカワラヒラにカラスも訪れるなど、思いの外に多くの鳥を見ることができます。


なるべく自活してほしいので、餌をやるのは夕方になってからにしたいのですが、待ち切れない雀や鳩が餌を催促することがあります。雀の場合には、窓の外でホバリングしたり、窓枠に近寄って、窓を嘴でつついて催促します。鳩は庭に降りるための階段の最上段に来て、ガラス越しに部屋の中を覗きこみます。


鳩は自分の姿を見せて餌をねだるのですが、きょうは空腹をアピールする行動をしてみせました。ガラス越しに鳩を見ている私の目の前で、鳩は餌をついばむ真似をし始めました。餌もゴミもない板の上で、餌をついばむ行動を繰り返すことに、餌を催促する以外の目的はないはずです。


刻んだリンゴの皮を投げると、ヒヨドリは空中でそれを咥え取ります。野球の選手が大きく打ち上げられたボールの落下点を予測するように、リンゴの皮がどんな軌跡を描くのか、ヒヨドリには予測できるということです。


以前に投稿した記事「インコの気持ち(2015年6月20日投稿」に書いたように、小鳥たちにもあきらかに感情があります。餌をねだる姿や餌のとり方を見ておりますと、小鳥たちにも考える能力があるとしか思えません。もしかすると、動物学者にはよく知られていることかも知れないのですが。


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