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メガネの処方について [身体と健康]

私がメガネをかけ始めたのは、高校に入学して間もない頃だった。メガネ店で購入したメガネは、眼科医による処方箋にもとづいたものであり、感動するほど遠くがよく見えた。それ以来、私は数年ごとにメガネを買い換えることになった。幾人かの医師に処方箋を作ってもらったのだが、いずれも視力が1.2程度になるよう処方されていた。20代になった頃には、レンズの縁ががかなり厚い近眼鏡になっていた。


40代の後半になり、辞書などの小さな文字が読みにくくなった頃、初めて遠近両用メガネに代えたのだが、それからは、徐々に近視の程度が軽くなっていった。そして、50代のうちに近視はかなり改善され、70代では遠くを見るにはメガネが不要になる程度になっていた。


高校時代に遠近両用メガネを使っていたら(その時代には今のような遠近両用レンズは存在しなかったのだが)、私の近視は進行しなかったのではないか。あるいは、医師から「近視の進行を防ぐために、家での読書や勉強の際にはメガネを使わない方がよい」、と教えられていたなら、近視の進行が抑えられたのではないか。矯正視力を1.0程度にすべく処方されていたなら、近視の進行を抑えられていたのかもしれない。今は昔と異なり、メガネを購入する人の多くは、メガネ店での視力検査に基づいたメガネを買っている。若い人が近視のメガネを買う場合には、上記の事に留意した方がよさそうである。


かなり以前に投稿した記事「適正な体重とは」と「ビタミンやミネラルなどの必要量が体質によって異なる証拠」は、BMI指数を重視する医師に対する、私なりの疑問を書いたものである。今の眼科医は、青少年にメガネを処方するとき、どんな配慮をしているのだろうか。


 




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