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八十路にて詠む歌 12 [吾が詠みし歌]

近くの消防署に設置された防災スピーカーから、時おり大きな声が聞こえてきます。月に1回の同報無線の定期試験放送などですが、大音量のその言葉は、建物などでの反響音が重なるためなのか、ほとんど聞き取ることができません。
                                                   
    家並み越え役所の言葉聞こえけり同報無線の歪める言葉  
                                                   
同報無線の音声については、本ブログで取り上げたことがあります。その記事「防災放送の音声が聞き取りやすくなる日(2021.9.2)」は、次のような文章で終わっています。
                                                   
かつてのソニーやカシオは幾つもの、新規な製品を世に送り出し、社会に大きな貢献をしてきた。防災無線に関わっている企業が、音声を聞き取りやすい製品を開発したならば、国内はもとより海外諸国にも、喜んで受け入れてもらえるはずである。もたもたしていると、中国や韓国の企業が、個人の家に設置可能な受診装置を開発し、日本企業の出る幕がなくなる日が来るかもしれない。天災がますます多発しそうな時代にあって、日本の防災機器を作る会社には、大いにがんばってもらいたいものである。
                                                   
防災機器以外の分野でも、大いに頑張ってほしいものですが。


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