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インスタントラーメンからの塩分取り過ぎについて [身体と健康]

11月2日に投稿した「インスタントラーメンについて留意すべきこと」に書いたように、私はインスタントラーメンに添えられている粉末スープは半分程度しか使わない。添付されている粉末スープの素は、濃い味付けを好む人でも満足できる量だと思われるから、全量を使ったならば、多くのひとには塩から過ぎて、塩分過多になるはずである。


先日の記事に続いてこんな記事を書いたのは、朝日新聞の「天声人語」(11月17日)に次のような文章が記されているからである。


・・・・・・人口あたりのラーメン店の数が多い地域ほど、脳卒中による死亡率が高まる。自治医科大のグループがまとめた調査結果を本紙夕刊が伝えていた。ラーメン店の割合が上から10位以内の県のうち、青森、秋田、山形、新潟、栃木、鹿児島の6県で脳卒中の死亡率が男女とも10位以内だった。フランス料理店やそば店なども調べたが、傾向がはっきり出たのはラーメン店だけだ。もっともラーメンにばかり責任を負わせるのは短絡だろう。青森や秋田などは、塩辛い味付けを好むことで知られる。ラーメンをよく食べるから塩分を取るのか、しょっぱいもの好きだから店が増えるのか。他県も含め、食生活を省みるきっかけにはなる。血圧が気になる当方も、最近はラーメン店で「味を薄くして」とお願いしている。安心してしまい、スープを飲みすぎるのが困りものだが。


わづかな訪問者しか訪れない本ブログと異なり、天声人語には多くの読者がある。ラーメン店だけでなく、インスタントラーメンについても触れてほしかったと思う。もしかすると、天声人語子は続篇を書くのかもしれないのだが、「塩分を取り過ぎないために、インスタントラーメンの粉末スープは半分だけ使いましょう」と。

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