八十路にて詠む歌 33 [吾が詠みし歌]
父と母の法事を行いました。故郷で暮らす弟が一切を手配してくれたので、とどこおりなく進行しました。弟たちに感謝しつつ故郷を後にしました。
いつになく父を思い母思う同胞たちと法要にのぞみて
いつしかに父の齢を超えたれど母の齢は仰ぎ見るさき
長寿を全うした母は102歳まで生きました。ずいぶんと長生きしてくれたと思いますが、その年齢まで生きたとしても、私には17年しか残っていないことになります。これから先を真に意義あらしめたいと願っていますが、さて、どのような人生になってゆくことでしょう。為すべきことを為して成るように成ればと願っているのですが。