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日本のアメリカ属国化を目指す政治家とは? [政治および社会]

8月16日の「きっこのブログ」に、「アメリカの属国として戦後レジームの完成を目指す安倍政権」なる記事が投稿された。安倍政権に批判的なきっこさんだが、その記事ではついに、政治家としての安倍晋三をこきおろすに至った。


その記事は、次のような文章で締めくくられている。

・・・・・・。  結局、自民党総裁の任期を3期に延長してまで安倍晋三が成し遂げたいことは、日本を完全なる「アメリカの属国」にすることであり、翁長知事の指摘の通り「戦後レジームの完成」こそが「安倍政権の目指しているゴール」なのだということが良く分かった。だから、今日は最後にハッキリと言わせてもらうけど、日本を愛する保守派の皆さん!右翼の皆さん!思想の左右に関係なく「日本が大好き」なすべての愛国者の皆さん!このまま今の安倍政権が続いたら、日本はケツの毛までアメリカにむしられてしまい、完全にアメリカの属国に成り果ててしまうから、今すぐに安倍晋三という稀代の売国奴を権力の座から引きずり降ろすために力を結集してほしい!‥‥って、マジでそう思った今日この頃なのだ。(引用おわり)


きっこさんはブログの記事を、「日本が大好きなすべての愛国者の皆さん」に呼びかける形で終えている。国民に愛国心を求める阿倍首相とその仲間たちだが、きっこさんが呼びかける愛国者の中には、阿倍首相たちはむろん含まれていない。


この国に生まれ育った国民のほとんどは、祖国であるこの国に対する愛着心を抱いているだろう。愛国心はそのような感情に根ざすものゆえ、政治や教育によって植え付けられるべきものではない。にもかかわらず、自民党にかぎらず保守派の政治家の中には、国民に愛国心を求める者がいる。戦前の日本では愛国心が強調されただけでなく、国に命を捧げることが美徳とされ、命を投げ出すことを強要された。それに逆らう者は売国奴の罵声を浴びたのだが、真に売国奴と呼ばれるべきは、国を破滅の淵に追い込み、国民と他国民に苦難を強いた、戦前の政治を担った者たちである。


「戦後レジームからの脱却」と「美しい日本を取り戻すこと」を目指すと言う安倍首相だが、きっこさんからは稀代の売国奴と見なされている。安倍首相の考え方や言動と、政治に向き合うその姿勢が、きっこさんに限らず多くの国民に不安を与えているはずである。このような政治家により、日本が再び道を誤り、将来に災いを生じなければよいのだが、と。


過激な表現も散見されるきっこさんの記事だが、保守派であろうと左翼であろうと、「きっこのブログ」のその記事(2018年8月16日 アメリカの属国として戦後レジームの完成を目指す安倍政権)に眼を通してもらいたいと思う。読む人ごとに受け取り方は様々であろうが、やや長いその記事を読めば、「安倍晋三は稀代の売国奴なり」と書きたくなったきっこさんの気持ちが、多くの人に伝わるはずである。

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