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川柳の世界で揶揄される安倍首相 [政治および社会]

12月29日の朝日新聞に、朝日川柳選者の西本空人氏による「平成落首考」なる記事が掲載されている。平成30年の後半に投稿された作品についての総評とも言える記事だが、そこで取り上げられている作品の多くが、安倍首相を揶揄するものである。


・お言葉を聞いてる振りの安倍首相(戦没者追悼式に関わる川柳)
・「寄り添う」のウソと誠を思いけり
・お言葉に耳塞いでるかも安倍氏
・ふざけるな野球じゃないだろ政治だろ(総裁3選後の組閣で全員野球を標榜したことを揶揄)
・タイガースも「全員野球」と言っていた
・「戦闘機購入感謝」にドギマギし(トランプから謝礼されて)
・トランプのポチかと思ったカモだった


最後にあげた作品を評した後の文章はこう記されている。「笑えるけれど、大統領にも首相にもカモにされているのは、アメリカ製戦闘機の代金を税金で払っている私たちである。笑ってる場合じゃありません。『川柳が笑えて悲し世の乱れ』」


世の川柳子たちから大いに揶揄されているとはいえ、安倍内閣の支持率はまだ40%程度である。新しい年号が始まる来年以降には、国民の多くが政治に関心を持ち、まともな政治家を選んでほしい、と願っている。

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