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貧困状態にある子供の多い日本という先進国 [政治および社会]

アベノミクスの成果を誇る安倍政権だが、貧困状態にあるこどもが7人にひとりであり、先進国の中では最悪の状況である。幸福度ランキングも先進国中ではダントツの最下位である。そんな状況にありながら、安部政権の支持率はいまだに40%以上だという。


政権のあり方として多くの疑問点を抱える安倍政権である。にもかかわらず、世論調査によれば意外なほどの支持率だが、支持される理由の多くは、「他の政権より良さそうだから」とのこと。そのような事実と選挙での投票率を思えば、この国は民主主義国家とはいえ、国民には民主主義の意義が浸透していないのではないか、という気がする。失われた10年が失われた20年になり、もしかすると、失われた数十年になりかねない国にした自民党である。そのような政党が「ほかの政党より良さそう」であるわけがない。


いまの野党に政権が渡れば、しばらくは行政が混乱する可能性はあろうが、そうであろうと、時に応じて政権交代がなされる国にしないと、より良い国にはならないだろう。様々な指標が日本の将来の暗さを暗示している。この国の将来のために、来る選挙で自民党に強く反省を迫る結果になればと願っている。


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電気料金を無駄に払わされている国民 [政治および社会]

朝日新聞に見過ごすことのできない記事が載っていた。原発専業会社の日本原子力発電は、2011年度からの8年間で発電がほぼゼロだったにもかかわらず、大手電力5社から受け取った電気料金が計1兆円近くになるという。「基本料金」なるものを支払う仕組みによるものらしいが、5月23日に発表された18年度の決算資料などに基づいて、朝日新聞が集計した結果、そのように膨大な金額になったとのこと。そのような状況にありながら、日本原電がめざす東海第二原発(茨城県)の再稼働は、テロ対策施設の建設問題で不透明感が増しているという。


日本原子力発電は原発を4基保有していたが、2基は廃炉作業中であり、残る2基も停止中であって、久しく発電量はゼロだという。


発電をしていない原電に電気料金を支払っているのは、東京電力ホールディングス(HD)、関西電力、中部電力、北陸電力、東北電力の5社であり、18年度の決算資料によると、原電は原発の維持、管理費などの「基本料金」として5社から計1091億円の電力料収入を得ているという。震災後の11年度からの総額は9885億円であり、1兆円に近い金額である。それを負担しているのは、その分を上乗せされた電気料金を支払っている国民である。福島原発事故の後始末には、創造を絶するほどに膨大な金額を要する。それもまた、電気料金に上乗せされて国民が負担する。


日本はしばしば巨大な地震に襲われるにもかかわらず、絶対に安全だとして原発を推進してきた自民党は、あの原発事故を経験してもなお、原発を電力の柱にしたいという。安全対策費の高騰と、放射性廃棄物の処理や廃炉にかかわる膨大な費用によって、原発の経済性はすでに否定されているにもかかわらず。


国民のことや国益よりも、利権を優先してきた自民党。国民をあざむく公文書改竄。独善的な立法の数々。公僕たる官僚の世界を自党のために歪めている。来月行われる参議院選挙が、そのような自民党に反省を強いる結果になればよいのだが。

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木工作業の楽しみ [雑感]

久しぶりに木工作業に取り組みました。


和室の床の間を、多くの物を収納できる場所に改造しました。完成したのは8日でしたが、図面を描き始めたのは6月2日ですから、1週間を要したことになります。


全面を合板で覆うとともに、重量物の出し納れに際しても、異音の出ないように配慮してあります。棚間の間隔60cmのもの2段、50cmのもの1段、30cmのもの2段であり、収納量の多さが妻を喜ばせています。


階段の踊り場の下に作られている物置は、奥行き1間で幅は半間ながら、天井の高さは120cmしかなく、とても使いにくいものでした。物置がこのように変則的な形になったのは、二階への階段の勾配を緩やかなものにしたことにより、階段の踊り場が物置の上まで伸び出したためです。階段で足をすべらしても、転がり落ちる心配は無くなったのですが、物置の使い勝手は悪くなっていました。

 

そこで、大きめのワゴンをふたつ作って、物の出し納れが容易にできるようにしました。幅73cmで長さ73cmのものと、幅73cmで長さ93cmのものです。いずれも3段であり、ゴム製のキャスターがついています。


6月9日に設計を開始したのですが、完成したのは14日になりました。苦労することなく組み立て作業ができたのは、合板などの木材が、図面寸法との誤差0,5mm以内の精度で切られていたからです。切断を依頼したホームセンターの作業者に感謝しています。


新婚時代に下駄箱を作ったことはありますが、本格的に木工作業を始めたのは、定年になってからです。ローボード、食品庫、ワードローブなど5個の収納具、幾つものスピーカーなど、多少は苦労しつつも大いに楽しみながら作ってきました。


収納容器を自作する利点は、設置場所に最適なサイズのものを、自分たちの使い勝手に最も適した形で作れることにあります。そのような家具を特注すれば高価なものになるはずですが、自作すれば、類似の既製品より安あがりにできます。というわけで、多少の苦労があろうと、楽しみつつ木工作業を行うことができます。スピーカーの自作については、これまでに幾度か投稿してきましたように、その製作には家具とは別の楽しみがあります。


80代とはいえ、これからも楽しみながら幾つかの家具を作りたいと思っています。

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ブログの存在価値 [雑感]

このブログを開設してからちょうど4年になりますが、その間に360件の記事を投稿してきました。多くの人に役立つよう願って書いておりますものの(とくに教育カテゴリーや身体と健康カテゴリーの記事など)、当ブログを訪ねてくださる方はまだ少ないのが現状です。たとえわずかな人であろうと、読んでくださる方々に感謝しながら、書き続けようと思っています。


公開した記事はそのままになっているので、過去の記事を振り返ってみると、2017年1月17日に投稿した「スピーカーケーブルによって音質が変わる?・・・・・・オーディオの科学と迷信」のように、6800人を超えるひとに読んでもらえた記事もあります。2015年9月15日投稿の「自作スピーカーと音楽を聴くたのしみ」も、このブログでは異例な人数である1500人超の人が読んでくださいました。筆者である私が読んでもらいたいと強く願う記事より、多くの人の興味を惹く記事の方が、当然ながら遙かに多くの人に読んでもらえます。


多くの人に読んでもらえることに最も価値があるのであれば、多くの人の興味を惹く記事を書けばよいのですが、私は読んでくださる人の役に立つ記事を書きたいと願っています。このブログには、「教育」「身体と健康」「政治および社会」など幾つものカテゴリーがありますが、どんな分野の記事であろうと、読んでもらえなければむだな努力をしたことになります。


これまでは、書くことのみに注力してきたのですが、5年目に入ったのを機に、より多くの訪問者を迎えるための努力をしたいと思っています。


 

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