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エアコンが壊れた・・・・・・・・原因はゴキブリ [雑感]

エアコンの一台が動作しなくなった。エラーメッセージが基盤不良を示しているので、すぐに修理を依頼した。

                                                   


依頼してから3日後の修理作業に、LEDライトを持って立ち会った。手際よく作業していた作業者が、驚いたような声で「原因がわかりました」と言い、はずした基板を渡してくれた。大きなゴキブリが、しっかり基板に張り付いていた。めったに見かけないゴキブリが、こともあろうに、エアコン室内機の基板に。ゴキブリが感電して動けなくなったのは、エアコンの動作がおかしくなった直前だろう。

                                                   


インターネットで調べてみると、エアコンや給湯器など、屋外に設置される機器の基板に虫が入りこみ、故障の原因になったり、さらには火災の原因になったりすることがあるという。私の家では室内機に侵入されたのだが、屋外の設備に進入されることが多いらしい。

                                                   


基板にはりついたゴキブリを見て、私はインターホンの中にいた蟻を思い出した。というわけで、「インターホンが雨の夜に鳴る……原因は侵入した蟻(2016.4.8)」を、参考にしていただくために再掲する。



「インターホンが雨の夜に鳴る……原因は侵入した蟻(2016.4.8)」を再掲



先頃の深夜に、インターホンが繰り返しては鳴り、妻が眼を覚ますというできごとがあった。朝になってもそれが続いていたので、インターホンの子機を取り外すため、前夜来の雨の中、ドライバーを手にして門を出た。

取り外した子機の裏蓋をあけると、中には数匹の蟻がいて、基板の隙間を出入りしていた。ためしにドライバーでケースを叩いてみると、たくさんの蟻が現れただけでなく、白い卵をくわえた蟻まで現れた。どうやら、インターホンの室外子機の中に蟻が巣を作っていたらしい。しみ込んだ水は周辺にとどまっており、基板を濡らしてはいなかったが、濡れた蟻が内部で動きまわれば、誤動作を引きおこす可能性がある。

蟻にはかわいそうだが、掃除機を使って20匹以上の蟻を吸い取り、同居していた蜘蛛にも退去してもらった。

内部が乾燥するのを待って取り付けると、予想通りに誤動作がとまり、正常に使えるようになった。それだけでなく、しばらく前から低下していた音量まで復活するに至った。

使おうと思えばこのまま使えそうだが、20年近くも使ってきて、子機のスピーカーが痛んでもいるので、新しいものに替えることにした。候補に選んだ機種について不明な点を確かめるべく、メーカーに問い合わせたのだが、ついでに蟻のことを話してみた。それに対する相談員の言は、「門外などに設置するインターホンには、蟻が入り込むことが多く、当社での懸案事項になっております。近くに植え込みがある場合には、蟻への対策をしてください」とのこと。そう言われてみれば、門の近くのシャリンバイには、アブラムシと共存する蟻が集まっているから、対策を要す状況にあったことになる。

インターホンに蟻が入り込むのは普通のことらしい。インターホンに雑音が入ったり、雨天に際して誤動作したりする場合には、故障を疑うよりさきに、蟻の侵入を疑った方がよさそうである。メーカーがそのことを知っているのであれば、取り扱い説明書にそのことを記して、注意を喚起すべきではないのか。このブログを読んでくださるひとは少ないものの、きょうの記事が役立つようにと願っている。


最近の基盤には、虫による被害を防ぐ措置を講じたものもあるらしい。屋外用の基盤だけでなく、屋内の機器に使用される基盤にも、対策を講じてもらいたいものである。なにはともあれ私の家では、ゴキブリ対策を徹底的に進めようと思う。めったに姿を見せねども、どこかに潜んでいるに違いないので。


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