SSブログ

三浦雄一郎の行動に喝采できる人 [人生]

三浦雄一郎氏は86歳の身でありながら、南米最高峰アコンカグアに登頂して、スキーでの滑降を目指している。新聞やテレビの報道でよく知られていることだが、最近の報道によれば、同氏には90歳でのエベレスト登頂願望があるという。心臓の手術を受けた身体でありながら、80歳でエベレストに登頂した三浦雄一郎氏である。予想外のことを成し遂げるかも知れない。


高齢社会となった今、三浦雄一郎の存在は多くの人の励みになると思われるが、その一方で、それと比較して、自らの不幸を嘆く人も多いにちがいない。とはいえ、後者の人たちと同様な境遇にありながらも、三浦雄一郎氏に喝采の思いを抱く人も多いはず。先日投稿した記事「『最高の人生のつくり方』なる最高の書物」で紹介した書物を読んだ人なら、そのような思いを抱く可能性があると私は思う。


かく言う私は81歳になったのだが、やりたい事ややらねばならない事が多々あって、さらにがんばりたいという気持がある。若いときから努力して、なすべきことを成しとげてきた人ならば、のんびりと余生を楽しみたいと思うのかも知れないのだが、そうではない私は、これまで怠惰に過ごしてきたゆえに、やり遺してきたことが多いということであろうか。三浦雄一郎の存在が励みになるのは、私のような意識を持つ人であろう。


4月1日には新しい年号が発表されるという。平成時代最後の年が明けてまだ3日とはいえ、1年の1%に近い時間はすでに過ぎている。怠惰な性分で三日坊主になりがちな私だが、やりたいことがあれば、さっさと開始しなければならない、という気持になっている。


nice!(0)  コメント(0)