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庭に植えたブルーベリーの苗木 [雑感]

随分以前から朝はパン食ですが、ブルーベリージャムを塗るのを習慣にしたのは、10年くらい前からでしょうか。たっぷり塗って食うので、340g入りのジャムをしばしば買うことになります。というわけで、庭にブルーベリーの木を植えることにしました。


インターネットで調べた結果、土質と環境に適していそうなラビットアイ系の品種を選ぶことにしました。ラビットアイ系のブルーベリーは、品種の異なる樹を少なくとも2本植える必要があるというので、育てやすくて味も良く、実が大きくてたくさん採れるという、ブライトウェルとパウダーブルーを植えることにしました。


81歳とはいえ、この程度の作業に息子の助けは不要と思い、ひとりでチャレンジすることにしました。堅い粘土質の庭に直径80cmで深さ30cmの穴を2つ用意するために、ツルハシ(庭木を植えたり野菜ようの菜園を作るため、随分以前に購入したもの)で土を砕き、スコップで掘りあげるのですが、思っていた以上の労力を要しました。それ以上に苦労したのは、苗木を植えるための土作りです。


ブルーベリーは排水性のよい土を好むので、粘土質の土には大量の籾殻を混ぜる必要があります。幸いなことに、JAの営農センターが無料でわけてくれるので、ブルーベリー用だけでなく、ナガイモ栽培用に使えるほどの量をもらってきました。


ブルーベリーは強い酸性土壌を好むので、土にピートモスと籾殻を加え、酸度がPH4.5~5の土を作りました。穴掘りより遙かに苦労することになりましたが、数日をかけて植え付けの準備ができました。籾殻だけでなく菜園の土(有機質を多量に含んでいる)も加えたので、苗木を植える位置は庭面より20cm近く高くなっています。意図して高くしたのは、むろん排水を良くするためです。


40リッター入りのピートモスを4袋買ったのだが、それでもなお不足しているので、苗木からはなれた部分のPHは6のままにして、硫黄を加えておきました(ネットの記事を参考にして、土30リッターに硫黄40g)。ブルーベリーの根が伸びる数ヶ月先には、硫黄を加えた部分のPHは4.5程度になるはずです。


ホームセンターや苗木農園などを探し回って、ブライトウェルとパウダーブルーを入手し、どうにか無事に植えることができました。うまくいったとしても、来年は収穫量を抑え、木の成長を優先させるので、本格的に収穫できるのは再来年からになります。思ったよりも苦労したわけですが、大きな楽しみができました。

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